同舞台は、配信者グループ・驚天動地倶楽部のメンバーであるディズムさんが制作したTRPGのシナリオを原案とするもの。2021年に1度舞台化されており、今回は第2回の公演となる。
公演に先立ってはクラウドファンディングも実施されており、目標額となる300万円を初日に達成し、現在は支援額が1000万円を突破している。
多様な演者が十人十色の物語を生んだ「カタシロRebuild」
舞台の元となった「カタシロ」は、ゲームマスターとプレイヤーが1対1で行う『新クトゥルフ神話TRPG』向けのシナリオ。制作者であるディズムさんはKAI-YOUのインタビューにて、「カタシロ」は対話によって物語をつくり出すことを重視し、プレイヤーの価値観を浮き彫りにするようになっていると語っている(関連記事)。
それによって「カタシロ」は、同じシナリオでもプレイする人間によって十人十色のドラマを生み出し、高い人気を獲得している。
同舞台には、TRPGでのゲームマスターにあたる医者役とプレイヤーにあたる患者役、そして隣の病室の患者役の計3人のみが出演する。
その患者役には、お笑いコンビ「空気階段」の鈴木もぐらさんや、精神科医の名越康文さん、「ダンガンロンパ」シリーズのシナリオを担当する小高和剛さん、声優の徳井青空さん、ライターのマフィア梶田さんといった多様な面々が出演し、それぞれの物語をつくり上げた。
トーク力と広い声域を持つ代永翼が演じるのはどの役?
代永翼さんは、『カードファイト!ヴァンガード』の先導アイチ役や『Free!』の葉月渚役、『弱虫ペダル』の真波山岳役として知られる声優。現時点では代永さんが演じるのがどの役となるのかは発表されていない。
しかし、トークバラエティの出演もこなす対話力と、少年的な声から女性的な声まで幅広い声域を持つ代永さんなら、どの役であったとしても不思議ではない。
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