現代美術家 中津川翔太の個展「蒐集2」 代表作『三目達磨』など13点展示

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現代美術家 中津川翔太の個展「蒐集2」 代表作『三目達磨』など13点展示
現代美術家 中津川翔太の個展「蒐集2」 代表作『三目達磨』など13点展示

「蒐集:accuMULaTIon vol.2」

POPなポイントを3行で

  • 現代美術家・中津川翔太が個展
  • 「蒐集:accuMULaTIon vol.2」開催
  • テーマは「蒐集」、13点の作品を展示
現代美術家・中津川翔太さんが個展「蒐集:accuMULaTIon vol.2」を開催する。

本個展では代表作『三目達磨』に加えて、中津川翔太さんのテーマとなる「日本人の信仰心」や「人間の蒐集欲」を表現した13点の作品を展示。

会場は東京銀座のギャラリー・GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE。会期は1月28日(金)から2月6日(日)。

中津川翔太が個展、テーマは「蒐集」

東京藝術大学を卒業、フジテレビ系列のリアリティ番組「テラスハウス(現在は放送休止)」にも出演していた芸術家・中津川翔太さん。

本個展は中津川さんの作品が人間の蒐集行動に潜む、強迫観念、承認欲求、執着心に寄り添い向き合えるように願いを込めて制作されていることから「蒐集」、そして富を蓄えるという意味を持つ「Accumulation」と銘打たれた。

「三目達磨」シリーズは、古くから縁起物とし広く親しまれてきた達磨をモチーフに、達磨は倒れても起き上がってくる姿から不撓不屈の思いが込められており、世界中で広がりを見せている社会的動乱の渦中から立ち上がれるようにとの思いが込められている。

また、中津川さんの作品で特徴的なのが「三目」でモチーフが描かれている点。元来「三目」は仏教の用語で「天眼(てんげん)」と言われており、外見を超えて、その中にある本質を見抜く力であることを意味している。 前回の個展「蒐集: accuMULaTIon」の際にも神道的な多様性を描いていたように、信仰がその土地の風土に基づき少しずつ違ってくる点に日本の信仰多様性を感じ、それをテーマに作品が制作された。

過去を踏襲しながらも革新的な中津川さんの作品に秘めれられた多様性の表現は、「Accumulation(収集)」という単語から「multi(多様性)」を浮かび上がらせる。

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イベント情報

蒐集: accuMULaTIon vol.2

出展作家
中津川翔太 Shota Nakatsugawa
会期
2022年1月28日(金)~2月6日(日) 会期中無休
時間
11:00 - 18:00
1/28 11:00 - 20:00 オープニングレセプション
2/6 11:00 - 17:00
作家在廊日
1月28日、2月6日
場所
Gallery Hayashi (銀座)
主催
GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE

中津川翔太
伝統工芸に魅せられ日本画を独学で学び、グラフィティのイメージを取り込む事に成功する。日本画界では珍しいシルクスクリーン技法を取り入れ、世界に通用する作品を世に排出している。伝統工芸が失われつつある日本の文化を、現代的なアートを取り入れることで今の時代にあった作品作りで各方面から絶大なる支持を得ている。

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