Netflixで11月7日から配信が開始されたアニメ『Arcane(アーケイン)』。
5vs5のオンライン対戦ゲーム『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』(通称・LoL)初となるアニメシリーズとして、人気のチャンピオン(操作キャラクター)2人──ヴァイとジンクス──の生い立ちと、両者を引き裂く力についての物語が描かれています。
7日には国内でもベルサール秋葉原にて、上坂すみれさんや小林ゆうさんが登場する公開イベントが開かれましたが、『LoL』を開発するRiot Games(ライアット ゲームズ)本社でもグローバルプレミアが開催。
アメリカ・ロサンゼルスにある本社はこの日のために特別に改装され、開発陣やキャストはもちろん、様々な国からインフルエンサーや配信者など多くの人々が訪れました。
KAI-YOUではそのグローバルプレミアに潜入。そう、今回KAI-YOUは招待を受け、遠くアメリカはロサンゼルスに行ってきました! 華やかな会場と興奮に包まれた上映の模様をお届けします。
取材・文:ゆがみん 編集:恩田雄多
【写真40枚】LAで感じた『Arcane』の熱狂と興奮とコスプレイヤー
メディア関係者やインフルエンサーが宿泊したホテルでは、現地時間で早朝の5時から決勝戦のためにホールが開放され、多くの関係者がトロフィーの行く末を見守りました。
韓国リーグ・LCKから進出した昨年王者・DWG KIAと中国リーグ・LPLのEDward Gamingの両チームにより争われた決勝戦は、3本先取で5戦目までもつれる展開。
それ以外にも観客が試合に対して口々にコメントし、ビッグプレイには歓声が上がるなど、しばらく機会のなかった人が集まり観戦する賑やかさ、楽しさを思い出すきっかけとなりました。
カリフォルニア州ロサンゼルスにあるオフィスは、複数の建物と中庭を含めたキャンパスと呼ばれる広大な施設。今回のグローバルプレミアも、その中庭を改装して開催されました。 事前のCOVID-19の陰性チェックや金属探知機など厳格な審査をクリアし、入場パスをゲット。いざ会場に向かうと、そこには青々とした芝生が敷かれたレッドカーペットが。
てっきり文字通りの赤い絨毯でお出迎えかと思ったのですが、レッドカーペットとはVIPが入場するための通行路を伝統的にそう呼ぶのだそうです。だから生い茂った芝生でもOK。 会場には配信ブースや、現地入りしていないストリーマーたちが遠隔で現地と交流するセグウェイ型のマシンなど、配信文化とともに成長してきたRiot社らしい機材も目に付きました。
インフルエンサーとして招待されたストリーマーたちやRiot公式による配信がそこかしこで行われる中、取材陣も指定されたレッドカーペット横の茂みで待機。
両隣にはコロンビアと中国の取材陣。『Arcane』への国際的な注目度がうかがえました。
英語版で主人公・ジンクスの幼少期、パウダーを演じるミア・シンクレア・ジェネスさんは「『LoL』はプレイしたことないけど弟がプレイしていて、そのファンが多くいることは知っていました」と言い、脚本の素晴らしさにとても驚いたとも語ってくれました。 同じく英語版でゲームには登場しないアニメオリジナルキャラクター・シルコを演じるジェイソン・スピサックさんは「『Arcane』では多くの事件が起こりますが、シルコは舞台裏で全てを操る首謀者なんです」と自身の役柄について説明。
ネタバレはできないと前置きしつつ、「他のキャラクターが(ルールの単純な)チェッカーをプレイしている横で、彼は(より複雑なルールの)チェスをプレイしています」と独特の言い回しで、シルコが目的のためあらゆる手段を尽くしていることを表現。未公開の4話以降の物語にも期待を持てるコメントを残してくれました。 Riot社の現CEOであるニコロ・ローレンさんには、「日本には多くの人気アニメがありますが、『Arcane』は日本で人気になると思いますか?」と直撃。
すると「『Arcane』のストーリーはとても良い出来で、アニメーションも日本のアニメとは異なるユニークなスタイルだと考えています。日本で受け入れられるかどうかは興味深いですし、そうなると嬉しいです。日本からの反応が待ちきれません!」と回答してくれました。 さらに会場にはRiot社の共同創業者であるブランドン・ “ライズ”・ ベックさんも登場。
「日本のファンにはとても感謝しているし、今日のショーを楽しんでほしい。『LoL』の世界観をベースにした物語を届けられることにとても興奮しているし、皆さんにも楽しんでいただけたらと思っています」と話してくれました。
5vs5のオンライン対戦ゲーム『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』(通称・LoL)初となるアニメシリーズとして、人気のチャンピオン(操作キャラクター)2人──ヴァイとジンクス──の生い立ちと、両者を引き裂く力についての物語が描かれています。
7日には国内でもベルサール秋葉原にて、上坂すみれさんや小林ゆうさんが登場する公開イベントが開かれましたが、『LoL』を開発するRiot Games(ライアット ゲームズ)本社でもグローバルプレミアが開催。
アメリカ・ロサンゼルスにある本社はこの日のために特別に改装され、開発陣やキャストはもちろん、様々な国からインフルエンサーや配信者など多くの人々が訪れました。
KAI-YOUではそのグローバルプレミアに潜入。そう、今回KAI-YOUは招待を受け、遠くアメリカはロサンゼルスに行ってきました! 華やかな会場と興奮に包まれた上映の模様をお届けします。
取材・文:ゆがみん 編集:恩田雄多
【写真40枚】LAで感じた『Arcane』の熱狂と興奮とコスプレイヤー
ホテルで早朝から『LoL』世界大会決勝を観戦
グローバルプレミアの開催された11月7日。この日はプレミア以外にも『LoL』の世界大会「Worlds 2021」の決勝戦が開催。メディア関係者やインフルエンサーが宿泊したホテルでは、現地時間で早朝の5時から決勝戦のためにホールが開放され、多くの関係者がトロフィーの行く末を見守りました。
韓国リーグ・LCKから進出した昨年王者・DWG KIAと中国リーグ・LPLのEDward Gamingの両チームにより争われた決勝戦は、3本先取で5戦目までもつれる展開。
DWG KIAの連覇が期待されていましたが、結果はEDward Gamingの優勝。EDward Gamingが大きな優位を築いた5戦目の後半、会場からは嘆く声やため息がちらほら。Best Finals ever?
— LoL Esports (@lolesports) November 9, 2021
Check out the best moments from the #Worlds2021 Finals with the @AXE Highlights! #AXEHighlights pic.twitter.com/GM38kTt6sK
それ以外にも観客が試合に対して口々にコメントし、ビッグプレイには歓声が上がるなど、しばらく機会のなかった人が集まり観戦する賑やかさ、楽しさを思い出すきっかけとなりました。
会場はキャンパスと呼ばれる広大なRiot本社
午後になってホテルからシャトルバスに数十分揺られてRiot本社へ移動。カリフォルニア州ロサンゼルスにあるオフィスは、複数の建物と中庭を含めたキャンパスと呼ばれる広大な施設。今回のグローバルプレミアも、その中庭を改装して開催されました。 事前のCOVID-19の陰性チェックや金属探知機など厳格な審査をクリアし、入場パスをゲット。いざ会場に向かうと、そこには青々とした芝生が敷かれたレッドカーペットが。
てっきり文字通りの赤い絨毯でお出迎えかと思ったのですが、レッドカーペットとはVIPが入場するための通行路を伝統的にそう呼ぶのだそうです。だから生い茂った芝生でもOK。 会場には配信ブースや、現地入りしていないストリーマーたちが遠隔で現地と交流するセグウェイ型のマシンなど、配信文化とともに成長してきたRiot社らしい機材も目に付きました。
インフルエンサーとして招待されたストリーマーたちやRiot公式による配信がそこかしこで行われる中、取材陣も指定されたレッドカーペット横の茂みで待機。
両隣にはコロンビアと中国の取材陣。『Arcane』への国際的な注目度がうかがえました。
『Arcane』キャストやRiot創業者を直撃
その後、『Arcane』の制作陣やキャスト陣がレッドカーペット入り。コメントをもらうことができました。英語版で主人公・ジンクスの幼少期、パウダーを演じるミア・シンクレア・ジェネスさんは「『LoL』はプレイしたことないけど弟がプレイしていて、そのファンが多くいることは知っていました」と言い、脚本の素晴らしさにとても驚いたとも語ってくれました。 同じく英語版でゲームには登場しないアニメオリジナルキャラクター・シルコを演じるジェイソン・スピサックさんは「『Arcane』では多くの事件が起こりますが、シルコは舞台裏で全てを操る首謀者なんです」と自身の役柄について説明。
ネタバレはできないと前置きしつつ、「他のキャラクターが(ルールの単純な)チェッカーをプレイしている横で、彼は(より複雑なルールの)チェスをプレイしています」と独特の言い回しで、シルコが目的のためあらゆる手段を尽くしていることを表現。未公開の4話以降の物語にも期待を持てるコメントを残してくれました。 Riot社の現CEOであるニコロ・ローレンさんには、「日本には多くの人気アニメがありますが、『Arcane』は日本で人気になると思いますか?」と直撃。
すると「『Arcane』のストーリーはとても良い出来で、アニメーションも日本のアニメとは異なるユニークなスタイルだと考えています。日本で受け入れられるかどうかは興味深いですし、そうなると嬉しいです。日本からの反応が待ちきれません!」と回答してくれました。 さらに会場にはRiot社の共同創業者であるブランドン・ “ライズ”・ ベックさんも登場。
「日本のファンにはとても感謝しているし、今日のショーを楽しんでほしい。『LoL』の世界観をベースにした物語を届けられることにとても興奮しているし、皆さんにも楽しんでいただけたらと思っています」と話してくれました。
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