カードとのふれあいが楽しい「ソロモード」
今回の試遊ではソロモードをプレイ。試遊段階では3種のシナリオの中から1つを選んでプレイすることができましたが、このシナリオで描かれるのは武藤遊戯などといった『遊☆戯☆王』のキャラクターたちの物語ではなく、カードの物語。 『遊戯王』には「星杯」「クリフォート」など、それぞれ共通の世界観や効果を持つカードのシリーズが存在していますが、彼らの物語はカードに書かれた数行の「フレーバーテキスト」やイラストで表現されることがほとんど。その物語は、かつて稼働していたアーケードゲーム『DUEL TERMINAL』や公式カードカタログ『ザ・ヴァリュアブル・ブック』といった競技的なプレイとは離れた場で描かれることが大半でした。 そのカードの物語が実際のプレイに紐づく場で描かれるというのは、環境などにとらわれずカードに触れる機会を増やし、競技以外の楽しみ方を提示してくれるので『遊戯王』の歴史の中でも大きなターニングポイントとなりうるのではないでしょうか。
「ダイレクトアタック!」もはかどる爽快演出
実際にプレイをしてみると、ステージの構成として「シナリオ」ステージから始まり、そのシリーズの戦い方を学べる「プラクティス」ステージ、そして実戦の「デュエル」ステージと進んでいくので触ったことのないシリーズでも愛着を持ちやすくなっていました。デュエル画面はUIがシンプルかつ選択したカードの効果を大きく表示してくれるので、愛用のデッキはもちろん、ソロモードのような普段使わないカードを使う際も心配要りません。 ダメージを受けるほどフィールドが壊れていくといった細かい演出もあり、召喚、攻撃など各アクションに伴った演出も豪華でプレイしていて爽快感を感じるほど。最後のダメージが入った瞬間は特に気持ちよく「ダイレクトアタック」もはかどりそうでした。 そんな『遊戯王マスターデュエル』は、9月30日に行われたKONAMIタイトルの最新情報発表生放送にて、今冬リリース予定であることも発表。
往年のファンから新規プレイヤーまで幅広く楽しめそうな本作の情報に、引き続き注目していきたいと思います。
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