声優陣に花江夏樹さん、梶裕貴さん、村瀬歩さんが決定。さらに、本作初映像となる特報、ティザービジュアルも解禁された。
名作『宇宙よりも遠い場所』のチームが再集結
この作品を手がけたいしづかあつこさん、MADHOUSE、吉松孝博さんが再集結し、制作されたアニメ映画が『グッバイ、ドン・グリーズ!』だ。
ロウマ役をアニメ『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹さん、トト役を「声優アワード」で主演男優賞を2012・2013年と史上初の2年連続で受賞した梶裕貴さん、ドロップ役を2015年の「声優アワード」で新人男優賞受賞の村瀬歩さんが担当する。
アイスランドを目指す少年たちの夏休み
『グッバイ、ドン・グリーズ!』は夏休みに、ひょんなことからアイスランドへ旅立つことになった少年たちの姿を描いた作品。【あらすじ】
東京から少し離れた田舎町に暮らす少年・ロウマ。周囲と上手く馴染むことができないロウマは、同じように浮いた存在であったトトと二人だけのチーム“ドン・グリーズ”を結成する。
その関係はトトが東京の高校に進学して、離れ離れになっても変わらないはずだった。
「ねえ、世界を見下ろしてみたいと思わない?」
高校1年生の夏休み。それは新たに“ドン・グリーズ”に加わったドロップの何気ない一言から始まった。
ドロップの言葉にのせられた結果、山火事の犯人に仕立て上げられてしまったロウマたちは、無実の証拠を求めて、空の彼方へと消えていったドローンを探しに行く羽目に。
ひと夏の小さな冒険は、やがて少年たちの“LIFE”(ルビ:生き方)を一変させる大冒険へと発展していく。
特報映像では、「分かっていなかったんだ、あの頃の僕たちは何も。だけど、見慣れた町のすぐ外には世界へ繋がる扉があった」とロウマの語りからはじまる。
美しい風景や「ドン・グリーズ」のメンバー、ロウマ・トト・ドロップの3人が仲睦まじいコミカルなシーンがつづき、最後には「あの日、いつもと違う夏休みの気配に僕はわくわくしていたんだ――」と締めくくられている。
「大切な気持ちを思い出せる作品」3人のコメント
花江夏樹/ロウマ(鴨川朗真)役
ロウマ役の花江夏樹です。
彼は友情を大切にするとてもいい奴で、将来に不安を抱きながらも前に進んでいます。
オーディションを受けた時にはもう既に映像がかなり出来上がっていて、ノスタルジックで、とても綺麗だと感じました。
この作品で、友情や恋、若さ溢れる行動力、大人になるにつれて忘れてしまう、失くしてしまう、直してしまうそんな大切な気持ちを思い出せる作品だと思います。
梶裕貴/トト(御手洗北斗)役
オーディションのお話をいただいた時、直感で「おもしろそう!」と感じた作品でした。
その感覚が間違っていなかったことは、アフレコで既に確認済みです。いしづかあつこ監督の想いとセンスの詰まった青春物語。
小気味よいコミカルさと疾走感に加え、若者たちが初めて人生と向き合う瞬間のナイーブな人間ドラマが丁寧に描かれている作品です。
今だからこそ、自分だからこそのトトが生まれたんじゃないかと感じています。
全力で作品世界を駆け抜けました。公開を楽しみにお待ちください!
©️Goodbye,DonGlees Partners村瀬歩/ドロップ(佐久間雫)役
オーディションの際に既に絵が出来上がっており、そこにまず感動したのがスタートでした。
誰もが子どもの時に一度は憧れたよなー!という冒険から、親や同級生から離れて語られる思春期の悩みや不安定さ、覚悟。その全てをじっと黙って包んでくれるように自然が美しく描かれております。
画の美しさと彼らの秘密の物語を楽しみに待っていただけると!
南極の次は、炎と氷の国・アイスランドへ
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作品情報
『グッバイ、ドン・グリーズ!』
- 監督・脚本
- いしづかあつこ
- キャラクターデザイン
- 吉松孝博
- 美術監督
- 岡本綾乃
- 美術ボード制作協力
- 山根左帆
- 美術設定
- 綱頭瑛子、平澤晃弘
- 色彩設計
- 大野春恵
- 撮影監督
- 川下裕樹
- 3D監督
- 廣住茂徳、今垣佳奈
- 編集
- 木村佳史子
- 音楽
- 藤澤慶昌
- 音響監督
- 明田川 仁
- 音響効果
- 上野 励
- アニメーション制作
- MADHOUSE
- 配給
- KADOKAWA
- 製作
- グッバイ、ドン・グリーズ!製作委員会
【CAST】
ロウマ…花江夏樹(はなえなつき)
トト…梶裕貴(かじゆうき)
ドロップ…村瀬歩(むらせあゆむ)
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