般若が「NAMIMONOGATARI」現場の様子や心境をラップ 音源を公開

般若が「NAMIMONOGATARI」現場の様子や心境をラップ 音源を公開
般若が「NAMIMONOGATARI」現場の様子や心境をラップ 音源を公開

般若さん

POPなポイントを3行で

  • 般若が「NAMIMONOGATARI」についてラップ
  • 現場の様子や心境を吐露
  • かつてない批判にさらされるヒップホップ
ラッパーの般若さんが、愛知県常滑市のAICHI SKY EXPO(愛知県国際展示場)で開催された音楽フェス「NAMIMONOGATARI」の当日の様子や心境を吐露したラップ音源を自身の公式サイト内ブログで公開した。

「NAMIMONOGATARI」を巡っては、その運営体制の在り方や感染症対策の不備が報じられ、愛知県知事や常滑市長も遺憾の意を表明している。

「煽らねえって決めてる」「歌わさねえって決めてる」

般若さん自身も、2021年8月29日に開催された「NAMIMNONOGATRAI 2021」に出演。

公開されたラップ音源では「行ったらあんなんだった」「物販やろうと思ってたけど辞めたよ、正しい判断だった」「1時間も押してる? そいつはまじで正気じゃねえわ」と当日の状況を描いている。

また「煽らねえって決めてる」「歌わさねえって決めてる」「呼ばれたから行っただけ」と出演者側の心境や、コロナ禍仕様でのライブのスタイルについても吐露。

SNSでのアーティストへの誹謗中傷についても触れながら、「俺はラップで言うしかねえ」「気分悪いからいらねえよギャラ」「運営ちゃんとやってほしかったってのが本音だわ」と般若さんなりの真摯なメッセージを綴っている。

かつてない大きな批判にさらされるヒップホップコミュニティ

「NAMIMONOGATARI」の感染症対策の不備や認識の甘さは、マスメディアでも大々的に報じられるなど、大きな批判にさらされている。

各主催者が厳密な対策を講じて音楽フェスやイベントをやっとの思いで開催する中、「NAMIMONOGATARI」の前例が生まれてしまったことにより、今後のイベント開催への影響を懸念する声も小さくない。

実際に9月1日(水)と9月2日(木)に横浜アリーナで開催が予定されていたヒップホップフェス「BAD HOP THE REVENGE TOUR FINAL IN YOKOHAMA ARENA」は開催2日前に急遽開催延期となった。

般若さんのラップの後半では「BAD HOP THE REVENGE TOUR FINAL IN YOKOHAMA ARENA」にも触れ、「見たかったよ明日、横浜アリーナ」と楽曲を締めくくっている。

ヒップホップを考える

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