「波物語」出演者のAwich、CIMBA、CREAMがあいち医療応援基金へ寄附

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Awichさん

POPなポイントを3行で

  • Awich、CIMBA、CREAMがあいち医療応援基金へ寄附
  • クラスターも発生している「波物語」
  • 主催者は公式サイトとSNSを削除へ
新型コロナウイルス感染症の対策を怠り、現在までに少なくとも29人以上のクラスターが発生している「NAMIMONOGATARI 2021(波物語)」(外部リンク)。

酒類販売や観客のノーマスク・大声での歓声がSNSで明るみになって以降、当日の観客やイベント主催者だけでなく、ヒップホップという文化そのものにまで批判が波及している。

そんな中、同イベント出演アーティストのラッパー・Awichさん、CIMBAさん、ヒップホップデュオのCREAMがあいち医療応援基金への寄付を行ったことを愛知県知事の大村秀章さんが報告した。

"密フェス"「NAMIMONOGATARI」を巡るこれまで

「NAMIMONOGATARI」は愛知県常滑市の「AICHI SKY EXPO」(愛知県国際展示場)で8月29日に開催された音楽フェスティバル。

ヒップホップやレゲエのアーティストを中心に、シーンのトップランナーが出演陣にラインナップされており、開催前から大きな注目を集めていた。

しかし、SNSで拡散された当時の現場を撮影した動画には、過密状態の中、ノーマスクで大声を上げる観客の姿が映されており、とても緊急事態宣言下に行われたイベントとは思えないとして批判が殺到。

これを受けて、常滑市長の伊藤たつやさんが抗議文を主催者に送付。「二度とりんくうビーチを使わせない」との旨も公表した。

さらに、愛知県知事の大村秀章さんも、当日感染防止対策が徹底されていなかったことについて遺憾の意を表明するとともに、実行委員会への事実確認と報告を求めた。

主催者謝罪も虚偽の報告と批判

その後、「NAMIMONOGATARI」主催者のoffice keef株式会社が謝罪文を公式サイトで公開。イベント開催や酒類販売の経緯などを釈明したが、自治体の意見・説明と複数の食い違いが明らかとなり、虚偽の報告であるとしてさらに強い批判を受けていた

愛知県と名古屋市は「NAMIMONOGATARI」参加者を対象に無料のPCR検査を実施。10~20代の観客たちからクラスターの発生が確認された。

現在、「NAMIMONOGATARI」の公式サイトは閉鎖。主催者のSNSアカウントなども削除されている。

ヒップホップの在り方を考える

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