1996年から2020年のおよそ25年に生み出されたブックデザインを、カバーデザインのスタイル別に紹介した本書は、雑誌『アイデア』の特集に新規コンテンツを加えて書籍化されたものだ。
現役ブックデザイナーである長田年伸さん、川名潤さん、 水戸部功さんの3人が、約400点の書籍を選定。パッケージとしての訴求力が優先される商業出版界で、そのブックデザインがいかに更新されてきたかを解説している。
【目次抜粋】
・ブックデザイン史から出版史を描くこと
・第1章 紙上のポリフォニー
・第2章 タイトル・ブリコラージュ
・第3章 言葉/図形・象形の境域
・第4章 ブックデザイン・オールドスクール
・第5章 イメージの闘技場
・ブックデザイントーク篇
日本の商業出版とブックデザインの過去・現在・未来
本書では、デザイン誌『アイデア』 の特集をベースに、菊地信義さん、 鈴木成一さん、佐藤亜沙美さん、名久井直子さん、祖父江慎さんら、時代を築いてきたブックデザイナーたちによるスペシャルトークなども収録している。また書籍化にあたり、誌面では取り扱われなかった2020年発売の新刊を扱う章も追加。B5判、254ページの大ボリュームで、日本の商業出版とブックデザインの過去・現在・未来をより多層的な視点から考察している。
関連商品
『現代日本のブックデザイン史 1996-2020: デザインスタイルから読み解く出版クロニクル』
出版社:誠文堂新光社
発売日:2021/8/18
単行本:254ページ
ISBN-10:4416521308
ISBN-13:978-4416521304
『デザイン』を学び楽しむ
書籍情報
現代日本のブックデザイン史 1996-2020
- 書名
- 現代日本のブックデザイン史 1996-2020
- 編者
- 長田 年伸、 川名 潤、 水戸部 功
- 仕様
- B5判、 254頁
- 定価
- 3,300円(税込)
- 発売日
- 2021年8月18日(水)
- ISBN
- 978-4-416-52130-4
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