あわせて緒方さんによる乙骨憂太のキャラクターボイス初公開となる特報映像も解禁されている。
キャスティングにあたっては、原作者・芥見下々さんが思い描く「中性的で、柔らかさ、優しさがあった上で、大きな感情の振れ幅・落差もある」というイメージを受け、近い役者の例として緒方さんの名前が挙がり、監督をはじめとするスタッフ満場一致で決まったという。
7月29日に公式サイトが更新されティザービジュアル上で謎のカウントダウンがスタート。公式Twitterは「2021年7月30日午前0時」とだけツイート。
詳細不明ながら最新情報の発表とみられ、特に主人公・乙骨憂太の声優はこれまでもTwitterで予想合戦が繰り広げられていただけに注目を集めていた。
■緒方恵美さんコメント
この度、乙骨憂太役を拝命しました緒方恵美です。オファーを頂いた時は、本当に驚きました!
話題の呪術廻戦に、突然、そんな大役で…!?
戸惑いつつ読ませて頂いた原作が本当に面白くて、0巻から最新巻まで一気に読めてしまって、ついでにアニメまで全部観てしまって(笑)。観終えてから唸りました。魅力的だけど複雑なキャラクター。どういうアプローチで…? と悩む間も無くすぐに「特報」収録のお声がかかり!「初めて発する1ワードで乙骨憂太を表現する」というなかなかない難関スタートを切ることになってしまったのですが、メインスタッフの皆様にもお目にかかれ、コンセンサスも取ることができた(コロナ禍では難しい)ので、おかげで本番収録には少し落ち着いて臨める? と、自分に言い聞かせています(笑)。 原作イメージを大事に、私なりの乙骨憂太像を、チームの皆様の胸をお借りしながら、誠心誠意創りあげられたらと思います。12/24、劇場でお目にかかりましょう。どうぞよろしくお願いします。
■原作者・芥見下々先生コメント
乙骨憂太に関しては、元々「中性的で、柔らかさ、優しさがあった上で、大きな感情の振れ幅・落差もある」イメージを持っていましたので、緒方恵美さんに演じていただけると決まった時、ピッタリだと思いました。
“百鬼夜行”当日に公開 愛と呪い『呪術廻戦』前日譚
『劇場版 呪術廻戦 0』は原作者・芥見下々さんが2017年、月刊誌『ジャンプGIGA』(集英社)で連載した『東京都立呪術高等専門学校』を原作とした映画。単行本化にあたって『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』として刊行された同作は、本編の主人公・虎杖悠仁らの1学年上の世代(現2年生)が、1年生時の出来事を描いている。 主人公は自身の死刑を望む高校生・乙骨憂太。己に憑く怨霊・里香に苦しむ中、都立呪術高専の教師・五条悟のはからいで高専へ転入。呪いや呪術師を巡る大きな戦いに巻き込まれていく。
ストーリーはもちろん、乙骨憂太の驚異的な強さやそのキャラクター性もあって、ファンから屈指の人気を誇るエピソードだ。
公開日は2021年12月24日。解禁映像において物語の鍵を握るキャラクター・夏油傑(げとうすぐる)の「来たる12月24日、我々は、百鬼夜行を行う」というセリフ通り、劇中での百鬼夜行当日となっている。
『劇場版 呪術廻戦 0』キャラクター設定画
累計5000万部突破、「呪い」と対峙する物語
驚異的な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁が、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らうことで、呪術師として人間の負の感情から生まれる“呪い”と対峙していく『呪術廻戦』。『週刊少年ジャンプ』で2018年から連載され、「負の感情」「呪い」など扱うモチーフに紐づいた少年漫画としては珍しい陰鬱で残酷な描写、領域展開をはじめとした呪術師たちのアクションが人気を獲得。
2020年10月にMAPPAによってTVアニメ化されると、バトルシーンのクオリティの高さに加え、OPやEDにおける作画・撮影・演出といった面も評価され、現在までにコミックスの累計発行部数は5000万部を突破している。
アニメは2021年3月でいったん終了したものの、7月から9月にかけては、アニメの追体験をコンセプトに前後期で展示イベントが開催。「五条悟 等身大フィギュア」の展示や、新作グッズの販売が行われる。
©2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ©芥見下々/集英社
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