トレーディングカードゲーム(TCG)などを手がける株式会社ブシロードが、カードゲームデザイナーの「池っち店長」こと池田芳正さん及び、池田さんが代表をつとめるスタジオ池っちに損害賠償を請求するため、東京地方裁判所に提訴すると発表した。
ブシロードは池田さん及びスタジオ池っちに『バディファイト』の原作の製作を委託。2020年に商品展開が終了した同タイトルにおいて、池田さんは2015年半ばまで原作者として携わっていた。 当時の契約でブシロードは、原作者の発言という立場がタイトルに及ぼす影響を鑑み、契約終了後も『バディファイト』に関する秘密情報の保持・許諾なき作品情報の不開示等の約束をしていた。
しかし池田さんは、過去2度にわたって契約に違反した情報発信を行い、ブシロード側はそのつど文書で契約の遵守を依頼し、池田さんはそれぞれ謝罪。
ブシロードによれば、こうした経緯があったにもかかわらず、池田さんはSNSやYouTubeなどで契約に違反する情報発信を繰り返し、動画では無断で『バディファイト』の画像を使用、さらにDiscordなどでブシロードについて事実に反する発言を行っていたという。
契約義務違反、著作権侵害および信用毀損行為が相次いだことを受け、ブシロードは話し合いによる解決は困難と判断。訴訟を提起するに至った。
池田さんのSNSの使い方に関しては、彼が代表をつとめていたカードショップ「カードキングダム」に携わっていた同業者からも、苦言を呈されていた。
原因は委託タイトルに関する度重なる契約義務違反
提訴の原因は、池田さんが原作を担当したブシロードのTCG『フューチャーカード バディファイト』(以下、バディファイト)における、池田さんの度重なる作品情報の発信だ。ブシロードは池田さん及びスタジオ池っちに『バディファイト』の原作の製作を委託。2020年に商品展開が終了した同タイトルにおいて、池田さんは2015年半ばまで原作者として携わっていた。 当時の契約でブシロードは、原作者の発言という立場がタイトルに及ぼす影響を鑑み、契約終了後も『バディファイト』に関する秘密情報の保持・許諾なき作品情報の不開示等の約束をしていた。
しかし池田さんは、過去2度にわたって契約に違反した情報発信を行い、ブシロード側はそのつど文書で契約の遵守を依頼し、池田さんはそれぞれ謝罪。
ブシロードによれば、こうした経緯があったにもかかわらず、池田さんはSNSやYouTubeなどで契約に違反する情報発信を繰り返し、動画では無断で『バディファイト』の画像を使用、さらにDiscordなどでブシロードについて事実に反する発言を行っていたという。
契約義務違反、著作権侵害および信用毀損行為が相次いだことを受け、ブシロードは話し合いによる解決は困難と判断。訴訟を提起するに至った。
池田さんのSNSの使い方に関しては、彼が代表をつとめていたカードショップ「カードキングダム」に携わっていた同業者からも、苦言を呈されていた。
かつてのプロジェクトの中心人物に対して、訴訟を提起するという事態。TCGファンはもちろん、業界関係者にも波紋は広がりそうだ。今のTwitterの使い方続けると、自分が声かけている協力しようとしてくれている人に泥を塗るので、それをするなら自分は抜けます。って交渉しました。後は信じるだけ。 https://t.co/2nyVD4JB1i
— とり店長🐤 (@tori_ck) October 7, 2020
問われるSNSの使い方
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:4252)
とり店長は現在進行形で携わってる人
なんなら、今も普通に部下