『ザ・ボーイズ』シーズン2が9月配信 ブラックコメディなアンチヒーロー

『ザ・ボーイズ』シーズン2の予告動画より

POPなポイントを3行で

  • Amazonオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』(The Boys)
  • シーズン2が9月4日からAmazon Prime Videoで配信
  • “アンチヒーローもの”待望の続編
Amazonスタジオ制作によるオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』(The Boys)のシーズン2が、9月4日(金)からAmazon Prime Videoで配信される。

いわゆる“アンチヒーローもの”として人気を集め、続編が待望されていた。

シーズン2では、最初の3話が一挙配信され、残り5話は毎週配信されるという。

アンチヒーローコメディ『ザ・ボーイズ』

『ザ・ボーイズ』(C) 2020 Sony Pictures Television Inc. and Amazon Content Services LLC.All Rights Reserved

『ザ・ボーイズ』は、人々を助けるために活動するスーパーヒーローたちと、彼らを抱える大企業のヴォート・インターナショナルが幅を利かす世界が舞台。

スーパーヒーローのせいで大切な人を失った主人公が、スーパーヒーローたちの腐敗を憎んでザ・ボーイズを結成する。

アンチヒーローものとしては、先行作品として、アメコミの巨匠であるアラン・ムーアがライターを手がけた『ウォッチメン』が挙げられる。

『ウォッチメン』は、その後『ジャスティス・リーグ』や『アクアマン』など数々のヒーロー映画を手がけることになるザック・スナイダー監督により、2009年に映画化された(なお、2019年にはドラマ版『ウォッチメン』も製作され、日本では同じくAmazon Prime Videoで2020年1月から配信されている)。

どちらも既存のヒーロー像を壊す意欲的な作品と言えるが、決定的に異なるのは、『ウォッチメン』は社会の不安を反映した重厚な作風なのに対して、『ザ・ボーイズ』は終始コメディテイストを崩さない点だ。

大切な人を失った主人公がその仇に挑むという意味で『ザ・ボーイズ』は復讐譚であり、劇中には性描写やグロ描写などもある。

ただし、決して陰鬱な作風ではない。登場人物の多くはどこか人間臭く(悪く言えばクズ)、ブラックユーモアを湛えてはいるがその展開はかなり現実的だ。

全8話で配信されたシーズン1の怒涛の最終話で、視聴者が呆気にとられる急展開を見せた『ザ・ボーイズ』。いよいよ1年ぶりに、その続編としてシーズン2がお目見えとなる。 ※この配信でシーズン2の冒頭3分が公開されている。
The Boys Season 2 All Action Teaser CCXP 2019 | Prime Video

配信で観れる名作たち

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