テレビ東京で11月4日(月・祝)に1話が放送される深夜ドラマ『知らない人んち(仮)〜あなたのアイデア、来週放送されます!~』の脚本を募集する「#テレ東シナリオコンテスト」が開催されている。
ドラマはシェアハウスを舞台にした全4話の連続ドラマ。ストーリーはすでに配信されている0話の冒頭10分しか決まっていない。この続きをnoteへの投稿作品で募集。投稿作品を元に第1話の脚本をつくられる。
0話は現在note、YouTube、配信サービス「ネットもテレ東」で公開中。脚本の審査員には『YOUは何しに日本へ?』『ポツンと一軒家』『ミュージックステーション』『めちゃ×2イケてるッ!』など多数の番組に関わる放送作家たちが名を連ねている。
プロの脚本家と競い合う?新しいドラマ制作
公募と平行して、テレビ東京の作家チームも並行して第1話以降のストーリーを制作する。そのため、同じ設定からスタートする「note投稿編」と「テレ東作家編」の2つのストーリーが毎週放送されることになる。
この異なる2つの展開を楽しめる新タイプのドラマであり、毎回の放送終了時に、どちらのストーリーの続きを募集するかが発表される。 ドラマの主演は『あなたの番です』での熱演も記憶に新しい筧美和子さん。また、ストーリーの舞台となるシェアハウスの住人に戸塚純貴さん、秋山ゆずきさん、長井短さんという個性豊かな俳優陣が脇を固める。
この企画は、株式会社テレビ東京ホールディングスと、noteを運営する株式会社ピースオブケイクの資本業務提携をもとにした連動番組企画。両社はユーザー参加型の新しいコンテンツをつくっていくという。詳しくはコンテストの詳細ページを参照していただきたい(外部リンク)。
気になる0話のあらすじ
(c)テレビ東京ドラマ0話のあらすじ
「『夕飯に出前オゴってあげるから、家泊まってってイイですか?』 と声をかけたら、果たして泊めてくれる人はいるのか?」という体当たり企画をはじめたYouTuber・きいろ(筧 美和子)。
ある一軒家を訪ねると、そこは3人の男女が住むシェアハウスだった。撮影をお願いしてなんとか中に入ると、家の中の様々なものからきいろはあることに気づく。
「……この家、この人たちの家じゃない」
不審に思うも「何か面白いものが撮れるかも」と欲が出たきいろは屋根裏に潜入し、撮影を開始する。一体、3人の正体は?この家にはもともと住んでいた人がいる?その人たちはどこに?きいろに襲い掛かる危機とは!?
いろんな参加の方法
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番組概要
知らない人んち(仮)〜あなたのアイデア、来週放送されます!~
- 放送日時
- 2019年11月4日(月・祝)、毎週月曜深夜0時12分放送(全4回)
- 配信
- ネットもテレ東(テレビ東京、Tverほか)、YouTube、Twitter
- 出演
- 筧美和子 戸塚純貴 秋山ゆずき 長井短 ほか
- プロデューサー
- 合田知弘(テレビ東京)
- 演出・プロデューサー
- 太田勇(テレビ東京)
- 製作著作
- テレビ東京
【開催概要】
ドラマ『知らない人んち(仮)〜あなたのアイデア、来週放送されます!~』とnoteのコラボコンテストです。ドラマ放送1ヶ月前の2019年10月3日(木)から放送終了直前の11月21日(木)までnote上で作品を募集します。
ドラマでは毎回「プロの脚本家が作ったシナリオ」と「noteの投稿作品にもとづいたシナリオ」の2種類を連続で放送し、番組の最後に、どちらのつづきをコンテストで募集するかが発表されます。
コンテストでは、ドラマのあらすじやセットの写真などを公開したうえで、1話目や各放送の続きとなるシナリオを募集します。ワンシーンを描いたイラスト、登場人物に話してほしいセリフ、劇中のBGMや出演・ナレーション希望など、シナリオ以外も形式問わず応募を受けつけます。ドラマで採用されたnoteのクリエイター名は、各話の放送のスタッフロールに掲載されるほか、テレビ東京のnoteアカウントでも随時、紹介していきます。
【スケジュール】
10月3日(木)〜11月21日(木)
第1話の応募期間:10月3日〜18日
第2話の応募期間:11月4日〜7日
第3話の応募期間:11月11日〜14日
第4話の応募期間:11月18日〜21日
※放送、応募期間は変更になることがございます。
【審査員】
番組演出プロデューサー 太田勇
過去の番組『YOUは何しに日本へ?』演出プロデューサー、『ピラメキーノ』演出、「山田孝之の北区赤羽」プロデュース等
放送作家 伊藤正宏
現在の番組『ポツンと一軒家』『和風総本家』『ミュージックステーション』など多数
過去の番組『料理の鉄人』『めちゃ×2イケてるッ!』『大改造!劇的ビフォーアフター』など多数
作家・ディレクター 西垣匡基
主な脚本参加作品『Let’s 天才テレビくん』『趣味の園芸グリーンスタイル 京も一日陽だまり屋』
『舞台バラエティ 澤部パパと心配ちゃん』『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』など
放送作家 /脚本家 がじん祥太
芸人として『R-1ぐらんぷり2010決勝』『レッドカーペット』『エンタの神様』など。
作家として、『LIFE!』『NHKスペシャル』『コントの日』『僕らは奇跡でできている』など。
noteディレクター 三原琴実
過去の担当「マチネの終わりに」ウェブプロモーション、「左ききのエレン」連載立ち上げ、「かのひと 超訳 世界恋愛詩集」編集など
noteディレクター 室達人
テレビ局記者として、様々な番組を制作した後、現職。個人/法人のクリエイターサポートやイベントを担当
【両社代表の企画へのコメント】
テレビ東京 番組演出プロデューサー 太田勇
今回、noteさんとテレ東で深夜番組を作る、というのが話の起点でした。noteユーザーの一番の魅力はやはりクリエイティビティだと思い、noteユーザーさんと一緒にドラマのシナリオを作ったら面白くなるはず、と思いこの企画に至りました。ただ言うは易しで、1週間でドラマを作るというのは普通のドラマの作り方では不可能です。また台本のない状態で仕事を引き受けてくれる役者さんも見つかるか不安でした。
しかし、ヨーロッパ企画の上田さんや、筧美和子さんの事務所のマネージャーさんに相談してみたところ、企画を面白がってくれました。他にも「大変だけど面白そう」と賛同してくれる人たちが次々と現れてくれて、ようやく目途がつきました。ただ現状のスケジュールは理屈上不可能ではない、というギリギリのものです。一度でも映像を作ったことのある人がこのスケジュールを見たら、いかにこれが綱渡りかわかっていただけると思います。果たして無事ドラマは仕上がるのか、放送が全部終わるまでずっとドキドキしていると思います。プロットでの参加はもちろん、1行のアイディア、音楽、イラストなど何でも良いのでご参加していただけたらと思います。
ピースオブケイク 代表取締役CEO 加藤貞顕
noteのクリエイターとテレビ東京の制作スタッフのみなさんが共同でものづくりをする。とても楽しみな企画がはじまることをうれしく思っています。通常はドラマの制作には、大きな予算と時間がかかるものですが、ネットと連携しつつ毎週更新するという大胆なチャレンジの決断をしてくださった、テレビ東京や関係者のみなさんにはたいへん感謝しています。今回の取り組みを通じて、あたらしいクリエイターの活躍の場を作れればと思っています。noteクリエイターのみなさんの参加、お待ちしています!
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