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  • コラージュ作家・岡本奇太郎の東京初個展が開催中
  • 木村カエラともコラボするMAWとの共同制作も展示
  • 編集者からアーティストへ、きっかけになったコラージュ本

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浮世絵にコラージュする「U奇YO絵」の魅力 岡本奇太郎が東京初個展

岡本奇太郎「U奇YO絵」

コラージュアーティスト・岡本奇太郎の東京初となる個展が、中目黒のTHE WORKSで3月23日(土)まで開催されている。

気鋭アーティスト 岡本奇太郎

岡本奇太郎×snipe1「Untitled」ボードに紙、のり、スプレー, 130×80cm, 2018

岡本奇太郎×snipe1「Untitled」ボードに紙、のり、スプレー, 130×80cm, 2018

岡本奇太郎は、日本のグラフィティシーンのパイオニアであるsnipe1(スナイプワン)とのコラボレーション作品の発表などで注目を集める気鋭アーティスト。

個展では、浮世絵にコラージュを施す「U奇YO絵」シリーズなどの新作展示のほか、ファッション雑誌『NYLON』での連載や木村カエラとコラボするアーティスト・MAW(マウ)との共同制作作品の発表、Tシャツやパーカーの物販が行われる。

ちなみにMAWは、東京のストリートにステッカーやマーカーなどで露出する“MikeL” というスマイルマークのキャラクターで知られている。

雑誌編集者からアーティストへのきっかけはコラージュ本

岡本奇太郎×snipe1「Collaboration session

岡本奇太郎×snipe1「Collaboration session "aKONTROL"」Sprays & paper crafts, 70×70cm, 2018

岡本は、サブカルチャーの雑誌編集者やライターとしての経験を積み重ねたあとに、2017年頃よりアーティスト活動を本格的に開始した。

きっかけは、出版社勤務時代の吉永嘉明(かつて鬼畜ブーム・悪趣味ブームを起こした伝説のアングラ雑誌と呼ばれる『危ない1号』の編集者)との出会い。吉永が自身の希死念慮(死にたいと願うこと)を振り払うために制作するコラージュ本を見たことだという。

また、執筆活動として、アートエッセイ「芸術超人カタログ」(『小説推理』/双葉社)を連載。毎月、独自の視点で選んだ展示や作家を取り上げる本エッセイは、連載9年目に突入している。

作品はすべて1点もの、海外へも進出する岡本奇太郎

岡本奇太郎「U奇YO絵」

岡本奇太郎「U奇YO絵」

こうしたストリートとサブカルチャーという自身の出自を基盤にした審美眼から、既存のイメージを切り取り、組み合わせ、貼るというアナログコラージュの技法で作品を制作する岡本奇太郎。

コラージュのベースは、彼が実際に足を運び集めた古雑誌やチラシなどが使用され、作品はすべて1点ものだ。

岡本の近年の主な活動には、個展「ECCENTRIC」(LAD GALLERY, 2017)、企画展「綺想の息子たち-Heutiger Manierismus:Radi-um Mix」(ラディウムーレントゲンヴェルケほか各地, 2018)ほか、「台北當代-TAIPEI DANGDAI」「台南藝術博覽會-ART TAINAN」など国内外のアートフェアに精力的な出展を果たしている。

気鋭アーティストの心理によって、大量に氾濫する印刷物のイメージが改変/編集され提示される新たなアイコンに注目したい。

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