「アニソン界のおしゃべりクソ眼鏡」ことオーイシマサヨシとして自ら歌い、大ヒットした「ようこそジャパリパークへ」のプロデュースなど楽曲提供でも才能を発揮させる。
2人の大石昌良の原点・Sound Scheduleの集大成とも言うべきベスト盤は、2人を知っている人も、どちらか1人しか知らないという人にも、すべての潜在的大石昌良中毒者たちにとって、聴いておきたい逸品になりそうだ。
アニソン界のおしゃべりクソ眼鏡を生んだSound Schedule
Sound Schedule(通称・サウスケ)は1999年、当時同じ大学に通っていた、ボーカル/ギターの大石昌良さん、ベースの沖裕志さん、ドラム/キーボードの川原洋二さんで結成された3ピースロックバンド。2001年シングル「吠える犬と君」でデビュー。関西での人気を基盤に活動し、シングル8枚とオリジナルアルバム3枚をリリース。
4枚目のシングルである名曲「ピーターパン・シンドローム」のリリース時には、新人バンドとしては異例の「ミュージックステーション」への出演も果たしている。
2006年10月に惜しまれながら解散、各自がソロとして活動する中で、2011年に再結成。不定期のリリースと年に一度のライブ活動を展開中だ。
サウスケの集大成、収録全34曲以外で聴いてほしい曲
3月27日(水)に発売される『Sound Schedule ALL TIME BEST』には、現在までのすべてのシングル、代表曲やファンから人気の高い楽曲など全34曲を2枚のCDに収録。ブックレットにはデビュー当時の活動を含めた各メンバーの秘蔵写真が新たに多数使用されるようなので、収録された音源だけではなくアートワークからも彼らの歩みを楽しめる。
残念ながら収録されなかった曲も多数ある。「コンタクト」(『ビオトープ』『FUTURE』に収録)や「クライマックス」(『THE COMPLETE SS』に収録)、「僕らの行方」「東京ライフ」(どちらも『456』収録)なども聴いてほしいところ。
特に「東京ライフ」は、アニメ『SSSS.GRIDMAN』ED主題歌のカップリングとして、声優の内田真礼さんに提供した「君のヒロインでいるために」に通じる部分がある、と個人的に感じている。
サウスケ、本当に良いバンドです
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商品情報
Sound Schedule ALL TIME BEST
- 発売日
- 2019年3月27日発売
- 品番
- YCCL-10010~11
- 形態
- ALBUM(CD2枚組)
- 定価
- ¥2,685(本体価格)+税
- 収録曲数
- 34曲
【収録予定曲(曲順未定)】
01. コモリウタ
02. 今ココにあるもの
03. ちょっとだけ
04. 吠える犬と君
05. 君という花
06. 世直しブッダ
07. 幼なじみ
08. 愛のかたち
09. 竜巻
10. シチューが飲みたくなる唄
11. ピーターパン・シンドローム
12. ことばさがし
13. ペンネの女
14. 窓の向こう
15. 運命の人へ
16. IQ兄弟
17. さらばピニャコラーダ
18. 人の子ふたり
19. 燃やせ煩悩
20. アンサー
21. ハイライト
22. エピローグ
23. 真夜中のID
24. スペシャルナンバー
25. 甘い夜
26. 同じ空の下で
27. わけあり
28. コンパス
29. グッドタイムコミュニケーション
30. 言葉以上に
31. エイリアン
32. フリーハンド
33. ミラクル
34. タイムマシーン
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