3人組「Dos Monos」がデビューアルバム発売 日本語ラップの新しい風

3人組「Dos Monos」がデビューアルバム発売 日本語ラップの新しい風
3人組「Dos Monos」がデビューアルバム発売 日本語ラップの新しい風

POPなポイントを3行で

  • Dos Monosがデビューアルバムを3月にリリース
  • 2018年に話題をさらった3人組のヒップホップユニット
  • 3MCのズレを強調したグルーヴが魅力
3人組のヒップホップユニット・Dos Monos(ドスモノス)がデビューアルバム『Dos City』を2019年3月20日(水)にリリースする。

2018年にアメリカのレーベル・Deathbomb Arcと契約。その後、初のMV「In 20xx」を公開して話題を集めた同ユニットだけに、大きな期待が集まる。

海外からも注目のDos Monosとは

ラッパー/トラックメイカーの荘子itさん、ラッパーのTAITAN MANさん、ラッパー/DJの没 a.k.a NGSさんで構成されるDos Monos。

フリージャズやプログレなどからインスパイアされたビートに加えて、3MCのズレを強調したグルーヴが魅力となっている。グループの中心となる荘子itさんは、向井太一さんやDATSyahyelなどに楽曲提供する気鋭のプロデューサーとしても知られる。

2018年には、初の音源をLAのレーベル・DeathbombArcからリリースすると発表し、初のMVとなる「In 20xx」を公開(※現在は削除されている)。バグを連想させる不気味な世界観と前衛的な音楽スタイルから反響を集めた。

さらに、フランスのフェス「La Magnifique Society」などにも出演を果たしている。

ビートを現代的にアップデートした『Dos City』

客演なしの13曲で構成される『Dos City』。
Dos Monos - Clean Ya Nerves (Cleopatra)
フリージャズやプログレの要素に加え、レトロゲーム音楽なども感じさせる「捻じれ」や「ズレ」を強調したビートは現代的にアップデートしたという。

アメリカのジャズピアニストであるセロニアス・モンクさんの「Brilliant Corners」をサンプリングした「in 20XX」をはじめ、怪しく鳴り響くサックスの音色から図太いブーンバップなビートが立ち昇る「スキゾ」。

そして、フルートが鳴るチルなビートに言葉を詰め込む「アガルタ」、繊細さをビートでねじ伏せるかのごとく突き進む「クレオパトラ」などの楽曲を収録。

ミックスはThe Anticipation Illicit Tsuboiさんが担当している。

01. ドストロ
02. 劇場 D
03. in 20XX
04. Clean Ya Nerves
05. ドス大名
06. バッカス
07. マフィン
08. ドスゲーム
09. EPH
10. アガルタ
11. スキゾインディアン
12. 生前退位
13. ドスシティ 『Dos City』トラックリスト

2019年のヒップホップシーンに起きていること

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アルバム情報

Dos City(ドス・シティ)

アーティスト
Dos Monos(ドス・モノス)
発売日
2019年3月20日
レーベル
Dos Monos / bpm tokyo

Mixed By The Anticipation Illicit Tsuboi @ RDS Torirtsudai | Mastered By Rick Essig @ REM Sound NYC
Artwork:Dos Monos

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