開催が中止になった理由として「私たちの誤りによりマジックフェスト・北九州2019の会場が使用できなくなり、代替の会場も期限内に用意できませんでした」と告知された。
国内では貴重な『Magic: The Gathering』大規模競技イベント
グランプリ神戸(2017年)の様子
「MagicFest」内では、高額賞金とプロツアーへの出場をかけたトーナメントシリーズ「グランプリ」の開催も行われ、2000〜3000人規模のプレイヤーが勝利を求めて各国から集う。
国内では数回しか開催されない貴重なイベントで、特に大型大会の少ない九州地方での開催が予定されていただけに、多くのファンとプレイヤーが落胆に暮れている。
国内で代替の「MagicFest」を開催予定
今回のミスによって「マジックフェスト・北九州」は開催が不可能に。しかしながら『Magic: The Gathering』公式サイトによると、「私たちは『CFB Events』(※筆者注:Magicfestを取り仕切る団体)と協議を行い、2019年内に日本で別のマジックフェストを行う予定です。詳細につきましては、確定次第お知らせいたします」としている。
ただ、米国発のゲームという背景もあってか、まだまだ北米以外での大型大会は数が限られ、プロプレイヤーの中にはそういった状況に不服を唱え、2018年にはGerry Tompson選手が世界選手権のボイコットを行い話題となった(外部リンク)。
現在「e-Sports」を中心にゲームの競技性、エンターテイメント性、あるいはビジネスとしてもさらに注目を集めているが、世界を横断するコンテンツが健全に発展していくためには、様々な困難が横たわっていることも忘れてはならないだろう。
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