秋元康プロデュース『神の手』がサービス終了 Appleからリジェクトで継続困難

秋元康プロデュース『神の手』がサービス終了 Appleからリジェクトで継続困難
秋元康プロデュース『神の手』がサービス終了 Appleからリジェクトで継続困難

画像は、ブランジスタの2016年のプレスリリースより

POPなポイントを3行で

  • クレーンゲームアプリ「神の手」がAppleからリジェクト、サービス終了へ
  • 総合プロデューサーを秋元康がつとめ2016年にリリース
  • 「場空缶」など、大きな話題を集めた
クレーンゲームアプリ「神の手」が、12月31日(月)をもってサービス終了を発表した。

総合プロデューサーを秋元康さんがつとめ、AKB48グループや乃木坂46グループの限定アイテムなど独自の景品が多く並ぶ点が特徴だったが、この7月にApple社によってリジェクトされて新規ユーザーの受付およびアップデートが一時停止措置となっていた。

運営のブランジスタゲームは、リジェクトについて「当社グループといたしましては容認しがたい事由」としてAppleとの協議を続けたが、合意を得るに至らずサービスの継続が困難だと判断したと説明している(外部リンク)。

なお公式サイトでは現在、有償ポイントの返金申請を受け付けている。

鳴り物入りで配信された「神の手」、2年で終了へ

クレーンゲームアプリ「神の手」。その内容は、旧来のクレーンゲームをスマホアプリ化してデジタルとアナログを融合させるというもの。

秋元康さんが総合プロデュースを務め、2016年に鳴り物入りでリリースされた。

ゲームの面白さだけではなく“企画性”を打ち出し、“「景品力」がキラーコンテンツ”と説明していた。

第一弾の景品として、AKB48グループの総選挙当日のステージ上の場の空気を封入した「場空缶」を売り出して大きな話題を呼んだ。 秋元康さんの名前や商品のユニークさもあって、リリース当初、テレビやネット媒体の多くが報道。

2017年には、乃木坂46・白石麻衣さんとタレントの出川哲朗さんが出演するテレビCMが全国で放送開始されたことで、目にしたユーザーも多いことだろう。

親会社であるブランジスタは、リリースに先立つ2015年9月に東証マザーズに株式を上場。その後「神の手」リリースを発表すると、同社の株価は5,570円でストップ高になるなど大きな注目を集めたが、現在は1,000円を下回っている(外部リンク)。

平成の終わりの趣が深い

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