宇垣美里、宇内梨沙、日比麻音子のインタビューの一部を公開
──よろしくお願いします。何で僕が聞き手なんだっていうね(笑)。3人 ははは(笑)。
宇内 不思議な感じです。
──宇垣さんがいらっしゃるので、若干緊張しています。
宇垣 あ、出たー(笑)。
宇内 席変わりましょうか?
──いやいや、めっそうもない!
宇垣 なにも悪いことしてないのに、何で怒られると思うんですか(笑)。
──やっぱりこう、緊張感が……。
宇垣 ん? 緊張感?
──だからそれですよ、それ!
宇内 始まってる、始まってる、もう(笑)!
──半年で、みなさんいい感じに化けの皮が剥がれてきましたよね。
宇垣 アナウンサーって自分の意見を発する場所がなかなかないので、それが許されてるからこそできてるのかなって思います。リスナーの皆さんと宇多丸さんが「もっともっと、これはあれは」って。
──他の番組とは違いますか?
宇垣 テレビだと、まあない。『サンジャポ(サンデー・ジャポン)』に出させてもらっても、結局すごく話し合った結果のアレなんで。
宇内 基本、ないですよね。
日比 ドキュメンタリー的にポロって出ちゃうのはほとんどない。ラジオは用意して出すものじゃなくて、無意識に出てくるものだから。
──ラジオは隠しようがないところはありますよね。
宇内 私、ありのままでやらせてもらってますけど、それをメディアに出したことって一度たりとてなかった。
宇垣 場所がないからね。 ──宇内さんは、どんどんアホになってきてますよね。
宇内 そうっすね。
宇垣 可愛い(笑)。
──やっぱりラジオは楽しいですか?
3人 楽しい!
宇垣 TBSのアナウンサーはみんなラジオが大好き。むしろ、あるから耐えられるところが……。
日比 ほんと! ほんとにそれです!
宇内 みんな言うよね。
──この番組の前身の『タマフル(ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)』って聴いてましたか?
宇内 企画次第で。でも生では聴いてなかったです。
日比 私も。 宇垣 関西は聞けなかったんじゃないかな。だから起こしで見てた。
──『タマフル』っていうのは橋本(吉史)Pが初めて立ち上げた番組なんですよ。橋Pと宇多丸さんの2人で始めたんですけど、橋本Pが2、3年で抜けることになって、バラバラの道を歩んでたんです。宇多丸組と橋本組に別れて。そして8年ぶりに再合流したのが、この『アフター6ジャンクション』。
宇内 ほぉー、そうなんですか。
──みなさんは言うなれば橋本組じゃないですか。
宇内 うんうんうん。
──みんな橋Pと番組やってたわけで。
宇垣 『好奇心家族』。
──白夜書房の森田君は、宇多丸さんに初めてアイドル評のオファーをした人で。ヒップホップの世界から出るきっかけを作ったんですよ。この人のおかげで僕と宇多丸さんも出会ってるし。もともとは森田組なんですよ僕たち。
森田 古くはそうですね(笑)。
橋本 森田さんの仕事なくして宇多丸さんのTBSラジオ起用なし!なのでタマフルの父ですよ!
──だから『アフター6ジャンクション』は、この十何年の集大成な感じがして、僕らからすると結構エモいんですよ。
宇垣 エモいんだ。
──情感込めてしゃべったのに、あっさり「あ、エモいんだ」って(笑)。
3人 あははは(笑)。
──そのハードボイルド感が、宇垣さんらしい(笑)。
宇垣 (笑)。
──橋本組と宇多丸組が合流して生まれたこの番組は、いいチーム感があるなって思うんですよ。
宇内 ムチャクチャ感じてます。
日比 初めは、タマフルのことも知らない私がここに入って大丈夫かなって思ってました。パートナーがいて邪魔じゃないかなとか、色々考えてはいたんですけど。入ったらそういう不安とかも全部皆さんが救ってくれたのもあるし、宇多丸さんもそれぞれの個性をどんどん拾ってくれるので。すんなり今までの歴史の中に溶け込めたって、勝手に思ってます。
──最初に「化けの皮が剥がれてきた」って言いましたけど、宇多丸さんが剥がそうとしてますよね。
3人 うんうんうん。
宇内 こっちが言ったことを事細かにすぐにメモしてくださって。
──メモ? 本番中に?
宇内 すぐにメモしてくれるんですよ。ポロって言った発言も気になったら日付と曜日書いて、ばっばっばっばって。
宇垣 もちろんその日の特集についても書くし、なんて真面目な方なんだろうって。
日比 私、真似したけど出来ませんでした。
宇内 いや追いつけない。ていうか書けない、放送中に!
宇垣 それどころじゃないみたいな。
──本番中に皆さんのトピックを。
日比 「昨日何食べて何とかがまずかったんすよ」みたいなことも「何とかまずかった」ってすぐ書いて。
宇垣 餃子完全食みたいな(笑)。打ち合わせの前に話したことを書いといて、始まったらその話を振ってくださったり。ありがたいなぁと思いますね。
──宇垣さんの総裁キャラは、この番組から始まった感じなんですか。
宇垣 うーん、総裁キャラ。……どういう意味ですか?
──怖い!
3人 ははは(笑)。
──そういうところに怯えてるんです(笑)。
宇垣 質問の意図を計りかねる(笑)。
──だからアレですよ、TBSの暴力装置的なキャラですよ!
3人 ははは(笑)。
宇垣 『ドランクドラゴン鈴木拓宅』という番組で、鈴木拓さんに「もっとそのままでいい。性格悪いの出していい」と言われて。そのままやってたのが土壌になって、『アトロク』や他の番組とかでも活きてるのかなって思います。
『BRODY』12月号 全目次
BRODY[ブロディ]12月号
【表紙】
欅坂46 今泉佑唯
【付録】
西野七瀬 宇垣美里×宇内梨沙×日比麻音子 W面特大ポスター
【特集】
●欅坂46 今泉佑唯 卒業特集 ・今泉佑唯“約束”グラビア&ロングインタビュー
「死ぬ気になるぐらいやって証明したい」
●乃木坂46 爽秋の美女特集
・西野七瀬「卒業記念未掲載アンコールグラビア」
・梅澤美波×代官山「乃木坂46 Tokyo film」
・秋元真夏インタビュー 「特別なふたりへ。」
●BRODY×アフター 6 ジャンクション コラボレーション・グラビア
・宇垣美里×宇内梨沙×日比麻音子(TBSアナウンサー)
「RADIO ROYALE」
●レボリューション・グラビア
・中井りか(NGT48)「So what」
・松下玲緒菜(まねきケチャ)「猫夜」
・関根優那「turn over a new leaf」
・宮野陽名「黄昏少女百景 第十二回」
●スペシャル・インタビュー
・酒井若菜「やりたいことはやる じゃないと死ぬから」[聞き手・吉田豪]
・市井紗耶香×吉田豪 『吉田豪と15人の女たち』発売記念イベントレポート
・わーすた「完全なるぐろーばる計画」
●ニュー・アーティスト・ボイス
・[歌手]原田珠々華
・[声優]中島優衣(ピュアリーモンスター)
・[女優]蒔田彩珠
宇垣アナもアトロクも注目です
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