スパイク・ジョーンズ最新作『her/世界でひとつの彼女』 独占コメントも

スパイク・ジョーンズ最新作『her/世界でひとつの彼女』 独占コメントも
スパイク・ジョーンズ最新作『her/世界でひとつの彼女』 独占コメントも

『her/世界でひとつの彼女』メインビジュアル/Photo courtesy ofWarner Bros. Pictures

6月28日(土)、2014年度アカデミー賞脚本賞受賞作品『her/世界でひとつの彼女』が全国で公開される。本作は、人間と人工知能の愛しくも切ないラブストーリーを描いた作品。

監督と脚本を務めたのは、映画『マルコヴィッチの穴』や『かいじゅうたちのいるところ』、『ジャッカス』シリーズなどで知られるスパイク・ジョーンズさん。

スパイクさんは映画以外でも、ビョークさん、ビースティ・ボーイズなどの数々の一流アーティストのMVや、アディダスなどのCM作品まで手掛けるアメリカを代表する映像作家だ。

そんなスパイクさんが自身の作品づくりについて語ったコメント、そして、本作の主人公・セオドアを演じたホアキン・フェニックスさんがジョーンズさんについて語ったコメントが届いた。
映画『her/世界でひとつの彼女』予告篇

スパイク・ジョーンズさんの作品づくりの秘訣とは?

スパイク・ジョーンズ監督

本作は、スパイク・ジョーンズさんにとって4年ぶりとなる長編映画にして、第86回アカデミー賞の脚本賞をはじめ、数々の映画賞を受賞した話題作。SFと恋愛を組み合わせたストーリー展開で、海外では多くの映画ファンから好評を得ている。

そんな本作の監督を務めたスパイクさんは、映像作家として活動を始めてから20年以上が経つが、なぜ20年以上経った今でも「スパイク・ジョーンズらしい」映画をつくり続けることができ、多くの人の心を動かし続けることができるのか?

この質問に対して、ジョーンズさんは以下のように答えている。

色々なことに挑戦しながら、失敗をしていくことが、自分らしい作品をつくり続けることができる唯一の方法なんだと思うよ。その過程で、これはあまり自分らしくなかったなと思ったり、その代わりに違うものに挑戦して、うん、これは本当にぼくらしいなあと感じたりする。それで、間違いの中から本当の自分をより表現してくれているものは何なのかを学んだんだと思う。他の人がやっているようなことをして、自分ではない別の人になろうとするのではなくてね。 スパイク・ジョーンズ

さらに、主人公・セオドアを演じた、ホアキン・フェニックスさんはスパイクさんについて、次のように述べている。

彼の素晴らしいところは、何かに落ち着いてしまいそうになった瞬間に、何が最も真実であり、正直なのかを探し出そうとすること。それが普通の映画ではあまり探求されないことであっても、表現されないことであっても、彼はその探求を止めないんだ。だから僕も可能な限り彼と一緒に探求しようとしたんだよ。 ホアキン・フェニックス

映画『her/世界でひとつの彼女』は、6月28日より新宿ピカデリーなどの劇場で全国ロードショー。

また、6月2日(月)~6月15日(日)の期間中、本作のヒロイン、人工知能型OS・サマンサの擬人化イラストの募集キャンペーンを、クラウドワークスのキャンペーンページで開催する。

優秀作には、賞金のプレゼントのほか、本作の公式Twitter・Facebookアカウントのアイコンなどに使用されるようだ。
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