『狼と香辛料』新作はVRアニメ ホロの尻尾でもふもふできる?

『狼と香辛料』新作はVRアニメ ホロの尻尾でもふもふできる?
『狼と香辛料』新作はVRアニメ ホロの尻尾でもふもふできる?

『狼と香辛料VR』/画像はSpicyTailsのTwitter(@spicytails)より

POPなポイントを3行で

  • 『狼と香辛料』新作VRアニメが2019年配信
  • シナリオは原作者・支倉凍砂の書き下ろし
  • 目の前にホロがいるようなVR体験…!
TVアニメ化された小説家・支倉凍砂(はせくらいすな)さんのライトノベル『狼と香辛料』が新作VRアニメとして制作決定。2019年初頭に配信される。 支倉さんが代表をつとめる同人サークル・SpicyTailsのTwitterアカウントによると、支倉さんがシナリオを書き下ろし、コンセプトアートはよー清水さん、ロゴデザインなどはサカイマサトシさん、キャラクターデザインは原作同様に文倉十(あやくらじゅう)さんが担当。

声優はロレンス役・福山潤さんとホロ役・小清水亜美さんがアニメから続投する。

支倉凍砂のデビュー作『狼と香辛料』

支倉凍砂さんのデビュー作であり、第12回電撃小説大賞の銀賞に輝いた『狼と香辛料』は、青年行商人・ロレンスと狼の耳と尻尾を有する少女・ホロの旅物語。

ライトノベルの人気ジャンルであるファンタジーに大別されるが、剣や魔法ではなく、経済を軸に据えた物語が当時として異色な作品だった。丁寧な話運びやキャラクター描写から、多くの支持を集めるに至った。

原作ライトノベルは2006年から刊行され、既刊20巻。10周年を迎えた2016年からは新シリーズとして、ロレンスとホロの娘・ミューリの旅物語を描く『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』が3巻まで刊行されている。

2008年と2009年にTVアニメが放送されたほか、漫画化、ゲーム化も果たしている。

ホロの尻尾をもふもふできる『狼と香辛料VR』とは?

これまでにも、65分に及ぶ長編マルチエンド式VRアニメ『Project LUX』 を手がけてきたSpicyTails。 その新作として制作される『狼と香辛料VR』はHTC Vive、Oculus Riftへの対応を予定。「アニメの中に入るという新体験」と説明されているが、いわゆる全天球動画ではなく、奥行きが感じられるVR空間でホロとロレンスの物語を楽しめる。 対応機器を持っていれば、ホロの尻尾に顔をあててもふもふすることもできるようだ。 Oculus Goへの対応も考えられているが、その場合は残念ながらもふもふはできなくなる。

ちなみにVR対応機器が必要ないバージョンもリリースされるとのこと。詳細はSpicyTailsのTwitterアカウントをチェックしてみよう。

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