がん闘病中だったラッパー ECDさん逝去 執筆や社会活動でも貢献

がん闘病中だったラッパー ECDさん逝去 執筆や社会活動でも貢献
がん闘病中だったラッパー ECDさん逝去 執筆や社会活動でも貢献

ECDさん/画像は公式Twitterよりスクリーンショット

POPなポイントを3行で

  • ラッパー ECDさんが逝去
  • 家族が代筆した公式Twitterにて明らかに
  • 黎明期から日本語ラップの発展に貢献した人物
1月25日(水)、がん闘病中だったラッパー・ECD(本名:石田義則)さんが逝去したことが、家族が代筆した公式Twitterにて明らかとなった。

1960年生まれのECDさんは、57歳だった。

日本語ラップの先駆者 ECDさんとは?

1987年よりラッパーとしてキャリアをスタートさせ、伝説のヒップホップ・イベント「さんピンCAMP」のプロデュースをつとめるなど、黎明期から日本語ラップの発展に貢献したラッパー・ECDさん。

代表曲の1つでもある「ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE」は、加藤ミリヤさんの人気楽曲「ディア・ロンリーガール」のサンプリング元となった楽曲としても知られている。

そして、2017年に再構築してリリースした加藤ミリヤさんの「新約ディアロンリーガール feat. ECD」にも参加。
加藤ミリヤ 『新約ディアロンリーガール feat. ECD』
また、音楽活動のみにとどまらず、著書の執筆や「サウンドデモ」や「原発やめろデモ」をはじめとする社会活動もおこなっていた。

そんなECDさんは、2016年に公式Twitterにて進行性がんであることを告白。

2017年、音楽のカルチャーメディア・luteより、闘病のドキュメンタリー映像も公開されている。この映像には、ECDを支える妻である写真家・植本一子さんや幼い二人の娘の生活も描かれている。
DAX × lute:がんばれECD
また、今回の訃報を受け、多くのファンや関係者より、ご冥福を祈るメッセージが寄せられている。

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