場内で気になった作品や人たち、記者の自腹購入品をご紹介!
とても一人ではすべて回りきれないほどの作品たち。その中から会場内を歩いていて気になったものや、筆者の趣味で実際に購入した作品の一部をご紹介します!
ヒゲドライVAN『Kiss me EP』ついにリリース!
ヒゲドライバーさん率いるバンド、ヒゲドライVANのCD『Kiss me EP』。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」での、制作支援プロジェクトでは目標額を大きく上回る結果を残しました。
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野球パロサイトでお馴染み?のあの人達も
以前KAI-YOU.netでも紹介した「監督これくしょん」のほか、「ラブセイブ!」「福浦さん」といったアニメやゲームの公式サイトにプロ野球ネタを織り交ぜたパロサイト。サイト公開のたびに毎回話題となるこれらのWebサイトを制作している「代打三兄弟」も今回のM3に参加していました。
元々、音楽ゲーム用の楽曲を制作し競い合うイベント「THE BMS OF FIGHTERS」出場のために結成された「代打三兄弟」。
今回のM3では『WBC:DAIDA』と、日本球界にとどまらないタイトルを引っさげての参加でした。 ちなみになぜあのようなパロサイトをつくり始めたのかを尋ねてみると、「あれはWeb担当が好き勝手にやってます。うちのチームは選手個人の自由を尊重する主義なものですから」とのこと。
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"ロリ○ンさん向け園児服ユニット"「えんじょぃ」は、ボーカル4人がスモックを着て売り子をしていました。机の上にはCDと一緒にお菓子が広げられ、まるでここだけ幼稚園になったかのよう。 さらに、CDを購入するとジャケットに買ってくれた“おにいちゃん”の名前とメンバーのサインを手書きで添えてくれるおまけ付き! 技巧派なサークル参加者も多いM3。その会場に咲く花として、ほんと、ようじょっていいものですね。
指先で遠隔操作プレイ『BREAKS LP』
サークル「FullPowerSideAttack[dot]com」の制作した音楽ゲーム『BREAKS LP』。 このゲームの特徴として、操作方法はマウスだけではなく、空中ジェスチャーデバイス・Leap motionと連動することもでき、指先の動きで直接操作してプレイすることが可能。 ゲームを遊ぶことで完成した曲は、プレイ後に音楽ファイルとして書き出すことも出来ます。Unity製のこのゲーム、会場ではWindows版のパッケージ販売のみでしたが、インディーズゲームストア「PLAYISM」ではMac版も販売されています。
40秒以下の曲だけ詰め合わせ『41sec not found』
サークル・Happy Camperさんの製作したCD『41sec not found』は、その名の通り40秒の楽曲だけを集めたもの。全64曲、43分のCDの中にはロックからアコースティックな弾き語りにメタル、おでん(!?)、テクノとまさにジャンルごった煮で、飽きる暇を与えずひたすらなだれ込んでくるような疾走感のある一枚になっています。
あの某雑貨店で流れてそうなオシャレな曲?
サークル・NMBさんのオシャレハウスを集めたCD『ぼくらの曲がFrancfr●ncで流れるはずがない。』。「今回は自分の先輩や後輩と一緒に一つのCDをつくることができました」と、メンバーへの感謝の言葉を口にされていたのは企画者のちゃぼさん。
CD-Rでの配布ながら、白面ではなくレコード風盤面の物を選ぶといった気遣いも良い感じでした。
お買い得CDを見つけるのもイベントのお楽しみ
こちらはサークル・HOUSE-Xさん制作『colord:X』。ハウスミュージック10曲入りのアルバムとなっています。実際に聞いてみると本当に売値300円でいいの? と思うほどのクオリティ。こうした掘り出し物を見つけることも、即売会での楽しみのひとつです。音楽ゲームでお馴染みのあの人たちも
M3には「Beatmania」や「maimai」といった、アーケードで人気の音楽ゲームへ楽曲を提供している作曲者も多く参加しています。「maimai」や「SOUND VOLTEX」に楽曲を提供しているサークル・C.H.Sのt+pazolite(とぱぞらいと)さん。今回はメタルの要素も含んだ曲調に併せ、楽曲だけでなくCDの帯やライナーノーツまで“それっぽく”作りこんだ凝った一枚に。 「SOUND VOLTEX」での楽曲採用の他、様々な方面で活躍するP*Lightさんのサークル・pichnopop。
取材で訪れた12時前にはすでに新譜が売り切れということで、机にはタオルやシールなどのグッズが並んでいました。
場内には作品としてのこだわりを持つものがたくさん
作曲者や映像作家など、企画ごとに適したメンバーを集め「音楽性の高い作品創り」を目指す音楽ユニット・KOSZONTO。今回はサウンドクリエイター・西島尊大さんをフィーチャーした作品となっていて、先着購入者には西島さんのサイン入り楽譜のプレゼントもありました。 メジャーレーベルのCDが売れない音楽不況という話も聞く最近ですが、その一方で個人規模での創作活動が活気を帯びていることも会場の様子から感じるものがありました。
M3では春と秋、年2回イベントが開催されています。
次の機会にはあなたも会場に訪れて、お気に入りの一曲を見つけてみては?
※誤った表記がございましたのでお詫びして訂正いたします
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