新オンライン決済サービス「SPIKE」は驚きの手数料ゼロ！

4月14日、手数料無料のオンライン決済サービス「SPIKE」のオープンベータ版が公開された。

個人・小規模事業者向けの「フリープラン」、中規模事業者向けの「ビジネスプレミアム」が用意されており、オープンベータ版では「フリープラン」のみの提供となる。

「売る・買う・支払う」をもっとシンプルに

「SPIKE」はクレジットカード決済機能のついたリンクを生成し、販売したい商品のページにリンクを設置することで、オンライン決済を可能にするサービス。

これまでにも同様の決済サービスは登場しているが、その導入には決済ごとの手数料が発生するのが常であり、利率の低い商品を扱う事業者にとっては、その手数料は壁と言える。

また、導入時にある程度のプログラミング知識も求められるため、導入のハードルは決して低くはなかった。

対して「SPIKE」は手数料無料であり、アカウント登録・必要項目の記入だけで準備は完了。生成されたリンクをコピーし、Webページの好きなところに貼り付けるだけで始めることができる。

規模にあわせた2つのプラン

プランは個人事業主・小規模事業者向け「フリープラン」と、中規模事業者向けの「ビジネスプレミアム」の2種類。

「フリープラン」では、初期費用・月額費用・決済手数料などが無料であり、月間100万円までの決済が利用できる。今後、無料で利用できる月間の決済上限額を引き上げていき、最終的には完全無料での提供を目指す。

「ビジネスプレミアム」では、初期費用無料・月額3,000円で、月間1,000万円までの決済については手数料が無料、超過分については2.5％プラス30円の手数料で利用できる。

現在はオープンベータ版につき、「フリープラン」のみの提供となっている。

豪華な経営陣

「SPIKE」を運営する株式会社メタップスは2007年に創業し、スマートフォンアプリの収益化を行ってきた。

経営陣には元アップル日本法人代表取締役の前刀禎明さんや、元Google Japan代表取締役社長の村上憲郎さんなどの豪華な顔ぶれが並んでいる。

Yahoo! JAPANなどの大手が既に進出している分野に乗り込む形となるが、多彩な経営陣を見るにかなりのポテンシャルがある。これからの動きに期待したい。