通夜および葬儀告別式は、故人・遺族の意向により近親者・関係者のみで執り行われる。
エヴァ新劇場版では特技監督を務める
以前から病気療養中だったという増尾さんは、1984年の『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の作画監督補佐を経て、フリーのアニメーターが集まるスタジオ・グラビトンの設立に参加。その後はガイナックスに移り、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』や『トップをねらえ!』、大友克洋監督の『AKIRA』、1990年代は『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』などに主要スタッフとして名を連ねている。
スタジオカラーに移籍後は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズのすべてで特技監督を担当した。
「メカ・エフェクト作画をアニメ界に定着させた一人」
特にメカや爆発シーンの作画に定評があり、『ユーリ!!! on ICE』でキャラクターデザイン・総作画監督を担当した平松禎史さんも、「メカ・エフェクト作画という分野をアニメ界に定着させた重要な一人」と、その功績を振り返っている。メカ・エフェクト作画という分野をアニメ界に定着させた重要な一人、増尾昭一さんが亡くなった。3DCGに移行してからもその技術を継承すべくデジタル環境や演出に活かしていた。ボクは増尾さんが演出を担当された『ナディア』15話のパート作監としてお世話になったのが最初でした、
— 平松禎史 (@Hiramatz) 2017年7月25日
地球へ…のOP演出や薄桜鬼劇場版の絵コンテでお世話になった増尾昭一さんが亡くなったらしいと本日のJAniCA理事会で聞いて、いてもたってもいられず今、増尾さんの携帯に電話した。甥子さんが出られ、事実とのこと。ショックで泣きそうだ。
— ヤマサキオサム (@LeeYamakun) 2017年7月25日
57歳、早過ぎだよ増尾さん。
隣が増尾昭一さん、すぐ後に色彩設計の高星さんがいて、気を抜いた原画に怒ってる増尾さんと不注意な指示で仕上に負担をかける原画マンに怒る高星さんに囲まれて怖かったけど、ものすごく勉強になった。増尾さんには円谷特撮名場面集のビデオを貸してもらって効果的な画面構成の仕方を教わった。
— 平松禎史 (@Hiramatz) 2017年7月25日
昼頃に摩砂雪からメールがあり、 増尾昭一さんが亡くなったとの報に触れました。彼とは東デ時代からの友人で一緒に卒業制作を作った仲間でもあります。大変残念で悲しいです。なんでだよ増尾さん・・・
— チャーリーにしなか@19巻発売中! (@einsatzjp) 2017年7月25日
増尾昭一さんは自分にメカデザインのいろはを教えてくださった大先輩です。綺麗にビデオのラベル書かれたり、自分の机の配線を手伝ってくれたり打ち合わせ中楽しそうに絵を描かれてる姿が忘れられません…ご冥福をお祈りいたします。
— 海老川兼武@デザインワークス発売中 (@KANETAKE) 2017年7月25日
突然の訃報に、ファンや親交のあった業界関係者からは驚きと悲しみの声が寄せられている。増尾昭一さんの訃報、とても残念です。タツノコから東京ムービーに来てルパン三世TVSP1997:ワルサーP38のラストシーンの爆発を、5カット程、作画して頂きました。1500カット中、最後の最後に上がった原画をカット袋から出した時の感動は忘れません。ご冥福をお祈りします。浄園
— テレコムアニメーションフィルム公式 (@telecom_anime) 2017年7月26日
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