米津玄師さんの楽曲「Plazma」のMV撮影風景が、1月24日に公開された。その圧倒的スケールに驚きの声が上がっている。
公開したのは、米津玄師さんと初タッグとして監督を担当した、映像ディレクターの柳沢翔さん。
動画では、半分に切断された車がクレーンに吊り下げられ、そこから下の水面に浮かぶ光景を撮影する様子が確認できる。
水面に浮かぶ米津玄師が印象的な「Plazma」MV
「Plazma」MVは、水面に浮かぶ米津玄師さんを車のフロントガラスの向こうから捉えた構図が印象的な映像。
ガラス越しの米津玄師さんはもちろん、水中に浮かぶ送電塔などの背景も幻想的な映像。
もともと「水中セットと超アナログな錯覚技法」が採用されていると柳沢翔さんがコメントしていたが、MVを試聴すると一見CGにも思えるだけに、視聴者からは「想像をはるかに越えた撮影風景」と驚く反応が相次いだ。
柳沢翔さんは「米津玄師という光に触発され 皆んなで常識を飛び出してスケールをぶち抜いてくのが楽しかったー!」と投稿しています。
柳沢翔さんは2021年、ポカリスウェットのCM「でも君が見えた」篇の監督を担当。
校舎の廊下がうねるダイナミックな映像をCGなしで制作し、当時も大きな話題となった。
米津玄師が主題歌を担当した劇場アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
「Plazma」は、米津玄師さんが作詞・作曲・編曲を手がけ、ジャケットも自身で描き下ろした作品。
ジャケットには、主題歌を担当する劇場アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』のメインキャラクターであるアマテ・ユズリハ(マチュ)とニャアンが描かれている。
1月20日に配信リリース。各配信サイトのデイリーランキングとリアルタイムランキングで、計31冠を獲得している。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』は、スタジオカラーとサンライズの初タッグによる「ガンダム」シリーズ最新作。
スタジオカラーの鶴巻和哉さんが監督を担当。日本テレビ系列で放送予定のTVシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に先駆けて、一部話数を劇場上映用に再構築した作品として、全国合計426館で公開されている。
水中セットと錯覚技法で生み出す楽曲とのケミストリー
◾️「Plazma」Music Video監督 柳沢翔コメント
米津さんとのMV打ち合わせで特に印象に残ったのが、「初期衝動」というフレーズでした。そこから、少女が生涯をかけて夢中になる「何か」と出会う瞬間の1枚絵が浮かびました。水中セットと超アナログな錯覚技法を用いてその絵を表現すれば、楽曲とのケミストリーが生まれるのではないか!?と思い、恐る恐る米津さんに提案したところ、「やってみたいです!!」と光の速さで返事をいただき、その熱量と衝動のまま映像が完成しました。
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