東南アジアのTCGカルチャー最前線。シンガポール
多民族国家でありマルチカルチャー国家であること。
東京と同じような交通インフラが整っていて、子供から大人までオフラインでのコミュティーを形成しやすいこと。
そしてTCGカンパニー「ブシロード」のシンガポールオフィスがあること。
シンガポール国内に存在するTCGショップは、およそ25店舗。東京23区に近い719.2km2という国土の中に25店舗もあることから、その人気っぷりが伺えます。
『遊戯王』『Magic』『ヴァンガード』『バディファイト』『ヴァイスシュヴァルツ』と、どのタイトルも遊んでいる光景を目にしましたが、強いて言うのであれば、やはり『ヴァンガード』ファイターが多かった印象。
もちろんキッズプレイヤーも多く目にしました。
数多くあるショップの中でも、ズバ抜けて面白かったのがこちらのお店。 シンガポール中心地からの北西部に位置するお店、「Full-Yen Trading」。
そんな郷愁に駆られながら、僕は旅を終え、日本へと戻りました。
TCGは最強の共通言語!カードゲーマーこそグローバル人材を目指せ
写真:時永大吾
ベトナムでカードゲームショップを開くという夢を持つベトナム人。
アニメ好きが派生してカードゲームを始めたら、アニメを語れる友達ができたと話すタイ人。
シンガポールに移住してから、カードゲーム繋がりで仲間ができたと話す中国人。
そんな気さくな海外のカードゲーマーたちと友達になってみて、閉鎖的な日本のカードゲームコミュニティに僕が感じたことがあります。
「カードゲーマーこそ、無限の可能性を秘めたグローバル人材になれる! だからこそ、閉鎖的な日本から海外へと目を向けてみてほしい」
カードゲームという発展性に満ちたアナログコミュニケーションツールを、日本国内で完結させてしまうのはあまりに勿体ないです。
なぜなら海外には、
目に見えるだけでも、カードゲームという共通言語で会話できる仲間たちがこれだけいるのですから。
特集「人生を変えるカードゲームの魔力」
特集の記事の一覧は特設ページから。続々更新していきますので、ご期待下さい。

この記事どう思う?
あっき
カードゲーマー
海外でのオタクコンテンツを含む日本カルチャーの広がり方を肌で感じるべく、単身世界一周(2015年4月~2015年12月)。アジア、欧州、米国等で、現地のコミュニティとのライン形成にもつとめる。
現在はコンテンツをユーザーに届けるとある企業で働くオタク。

2件のコメント
にいみなお
>匿名ハッコウくん(ID:6468)さん
編集担当の新見と申します。
お問い合わせありがとうございます!
すみませんお返事遅くなりまして…、著者のあっきさんに確認したところ、
ハノイはあっきさんも訪問したことがないそうです。
ただ「ポケカはカードショップだったらわりとどこでも扱いはあるのではないかと思います」とのことでした。
また「Googleマップで『Trading card game』みたいなアバウトに検索してもベトナムの『GG Coffee』みたいなところがひっかるので、こういう店に足を運んでみるのが早そうです」とのことでした。
ご参考になれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
匿名ハッコウくん(ID:6468)
すみません、23年の1月末からハノイとジャカルタに行くのですが、ポケモンカードは見かけませんでしたでしょうか?
ジャカルタの方はいくつかショップのオーナーの方と連絡先交換したので伺えるのですが、ベトナムは見当もつかずで。
可能でしたら、情報頂ければとても嬉しいです。
私が行った際には情報のupdateも可能です。