プロデューサーは「ホリエモン」こと堀江貴文さん。
本作の監督をつとめる鈴木雅彦さんが、5年間密着して撮影した猫ひろしさんのオリンピックへの挑戦を映画化。
同時に、映画制作の資金募集のためのプロジェクトを、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で開始した。
カンボジア代表としてオリンピックに出場した芸人アスリート・猫ひろし
2009年、ネット番組『ホリエモンのなんでお前なんだよ!!』にゲスト出演した猫ひろしさん。TV番組でのマラソン大会などで優勝し「芸人最速ランナー」と言われていた猫ひろしさんに、堀江貴文さんが「カンボジアへ帰化してオリンピックに出場したらどうか?」とアイデアを出していた。
その後、「芸人がマラソン選手としてオリンピックを目指す」と決心した猫ひろしさんは、紆余曲折の末に、本当にカンボジア国籍となるも、2012年のロンドンオリンピックには出場資格を満たせず不参加。 しかし、2016年に開催された「リオデジャネイロオリンピック」では、男子マラソンのカンボジア代表としてついに出場。140人中139位という結果ながら、芸人アスリートとして初出場し完走を果たした。
それらの経緯は報道されている通りだが、その舞台裏では、一体何が起こっていたのか? その様子を追いかけたドキュメンタリーを映画にまとめたものが、『NEKO THE MOVIE』となる。
クラウドファンディングで支援した人には、映画にクレジットされるといった権利や、猫ひろしさんに自分の街のマラソン大会やスポーツ大会などにゲスト出場してもらう権利などが与えられる。
堀江貴文よりメッセージ「世界に届けたいメッセージが、この映画には込められている」
とにかく粘ったね。というのが、リオ・オリンピックを決めたときに猫さんから連絡をいただいて、思ったことでした。リオ・オリンピックでの、猫ひろしさんのパフォーマンスを間近で見たときの感動は、言葉では表しきれないものでした。日本の間反対の国、ブラジルでの“カンボジア・コール”はゴールして暫く鳴り止まず、競技場の裏でも、猫ひろしを待ち構える観客たちのカンボジア・コールで盛り上がっていました。
その様子に、ぜひ日本中の人に見てもらいたい。そのシーンだけでなく、鈴木監督がこの5年追いかけた思いを表現するためには、ドキュメンタリー放送ではなく映画化するべきだと思いました。日本だけでなく、カンボジアはもちろん、ブラジルの人たちにもこの映画を届けたいとも思いました。
まっすぐに夢を追う姿に心を打たれるのは、日本もカンボジアも変わらないし、国を超えて感動や勇気を与えうる映画です。これまで、多くのご意見もたくさんあっただろうと思います。
しかし彼は黙って、そしてひたすら走り続けました。鈴木監督は、事実だけを映し描くことで見えるものがあると言います。余すところなく皆さんに見てほしいと願っています。 ぜひ、カンボジア代表・猫ひろしの真実を目撃してください。そして、ご一緒に創っていきましょう。 堀江貴文さんのコメント
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