「遊べる本屋」として様々な雑貨を取り扱うヴィレッジヴァンガードと、オンライン上で誰でも簡単にストアが開設できるWebサービス・STORES.jpが、共同で「ヴィレッジヴァンガードマーケット」を4月4日（金）よりオープンすることがわかった。

これは、個人がつくったアイテムを、誰でも自由にオンラインストアで販売できるサービス。売上を伸ばしたアイテムは、ヴィレッジヴァンガードの実店舗やネット通販上でも販売される仕組みを実施予定だという。

すでに出店登録の先行受付が開始しており、登録には、STORES.jpでのオンラインストア開設の必要がある。

拡大するSTORES.jpとヴィレヴァン

ヴィレッジヴァンガードは「遊べる本屋」をキーワードに、書籍をはじめ、CDや食品、衣類に小物など、他の雑貨店では見られない独自の個性豊かなアイテムを取り扱う店舗として人気を博している。

圧倒的な数の品揃えは店舗内を埋め尽くすほど陳列されており、店舗ごとに取り扱うアイテムが異なることも大きなポイントだろう。今では全国に420もの店舗を展開している。

STORES.jpは、誰でも手軽にオンラインストアを開設することができるサービス。2012年のサービス開始以来、数多くの人に利用され、今では約8万店ものストアが開設されている。

これまでにもファッションECサイト・ZOZOTOWNとの共同によるオンラインストア・ZOZOMARKETや、STORES.jpでの出品アイテムがYahoo! JAPANが手がけるオークションサービス・ヤフオク！ にも出品できる連携販売など、STORES.jpならではのサービスの幅を広げている。

クリエイターのアイテムも掘り起こす

ほかにないアイテムを取り扱うことで人気を呼んでいるヴィレッジヴァンガードは、一方で個人のクリエイターやデザイナーによるアイテムを掘り起こすことが課題だったという。

そこで、その気軽さから多くのクリエイターに利用されているSTORES.jpと共同で「ヴィレッジヴァンガードマーケット」をオープンすることになったようだ。

「ヴィレッジヴァンガードマーケット」をオープンし、前述の人気の高いアイテムをヴィレッジヴァンガードの実店舗や通信販売で販売される仕組みが実施されれば、個人のクリエイターの活躍の場が増えるだろう。