名作漫画『まじかる☆タルるートくん』がVRで復活! その後の世界描く

「まじかる☆タルるートくんREBOOT」

週刊少年ジャンプ』の名作漫画「まじかる☆タルるートくん」をVR(ヴァーチャルリアリティ)技術でリメイクするプロジェクト「まじかる☆タルるートくんREBOOT」が始動。

その開発にあたって、クラウドファンディングサイト・Makuakeにて資金募集を行っている。目標金額は1,500,000円で、これを達成した場合は2016年中旬頃に配信開始される。

目標金額に達しなかった場合は、プロジェクト自体中止となり、支援者に対して全額返金される形となる。

「まじかる☆タルるートくん」最終話後のストーリーをVRで描く

「まじかる☆タルるートくん」は、1988年から1992年まで『週刊少年ジャンプ』に連載されていた、江川達也さん原作の漫画。

小学生の主人公・江戸城本丸がひょんなきっかけで召喚してしまった魔法使い・タルるートとのドタバタな日常を描く。

「まじかる☆タルるートくんREBOOT」イメージ画像

「まじかる☆タルるートくんREBOOT」の舞台は、本編最終回から時を経た現代。

タルるートをはじめ、高校を卒業して「高度に発達した科学=魔法」を習得するための学校に入学した本丸やヒロイン・河合伊代菜たちによるオリジナルストーリーが、3章構成の全6話で展開される。

一般公開では、第1話まで無料公開で第2話以降は有料配信となるが、支援者はリリースと同時に第1・2話まで無料で視聴することができる(35,000円以上の支援者は全話無料で視聴可能)。

「まじかる☆タルるートくん」の世界をVRで体験!

「見Hン」をイメージしたオリジナルVRゴーグル

「まじかる☆タルるートくんREBOOT」では、段ボール製のVRゴーグル「milbox Touch」とスマートフォンを利用し、「まじかる☆タルるートくん」ならではのファンタジックな表現を、臨場感あふれる映像とともに体感することができる。

ストーリーの終盤ではユーザーに選択肢を与えたり、マルチプルビューポイントシステムにより複数人の視点から物語を進められるといったインタラクティブな仕掛けも。

もしかすると、どんなものでも透視できてしまう魔法のアイテム「見Hン」も再現できるかもしれない、とも示唆されている。

また、目標金額を超える支援金が集まった場合、「Oculus Rift」や「PlayStation VR」といったVRビューワーへの対応も予定しているという。
まじかる☆タルるートくん リブート特番!
Makuakeのキャンペーンページでは、原作者の江川達也さんと、プロジェクトが達成された場合に伊代菜役を演じるアイドルグループ・アップアップガールズ(仮)森咲樹さん、本プロジェクトのプロデューサー・保手濱彰人さんとテクニカルディレクター・谷口直嗣さんによる対談ムービーも公開中。

VRで20年以上の時を経て蘇るタルるートたちの活躍に、江川さんも大きな期待を寄せている。

どういうものになるか未知なので、見ものであり、ワクワクしています。率直な感想としては、楽しみ、ですね。漫画界のVRへのアプローチは遅いぐらいであり、技術は進化しているのにそれを活かしたコンテンツがまだまだ足りていない。自分は今まで見たことのないものが見たいので、見たこともないものを作るというみなさんの意気込みが感じられるので、ぜひ自分に見たことのないものを見せて下さい!原作者・江川達也先生からのコメント(インタビューから抜粋)

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1件のコメント

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Lisa

リメイク!? 楽しみ!

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