10月22日(木)に発売された同誌の2015年12号に最新話が掲載される予定だったが、作品の内容に関するネット上での反響を受け、わずか2話で休載となった。
東村アキコさんからは、「しばらく時間をかけて内容を吟味し、発表できるかたちになってから再開したい」との申し入れがあったという。
本作は実際の出来事を元に描いていこうと考えていたので、皆様からの反響に向き合わずに創作を続けることはできないと判断しました。お休みさせていただきながら、今後について考えたいと思います。
— 東村アキコ (@higashimura_a) 2015, 10月 21
「ヒモ男」とは一体何なのか?
「ヒモザイル」は、夢はあるけれどうだつの上がらないダメ男たちを磨き上げ、女性に生活費を負担してもらう立派なヒモ男に育て上げ、働くアラサー女性のもとに送り込むという実録ルポ漫画。ヒモ男養成講座の対象は主に東村さんのもとで働く男性アシスタントたちで、現実世界で進行させつつそれを漫画にするというユニークな試みだ。
しかし、Web上で無料公開後、アシスタントに対する失礼な物言いや、「ヒモ」という表現が家事に従事する男性への配慮に欠けるのではないかといった物議をかもし、ネット上で炎上を引き起こした。
今回の休載発表に合わせて、『モーニング』公式Webサイトには東村さんからのコメントが寄せられている。
なお、今後連載を再開できるようになった際には、誌面や公式Webサイトなどで告知が行われるという。「モーニング・ツー」で連載中の『ヒモザイル』ですが、22日発売の12号をお休みさせていただきます。
WEB上で公開した後、たくさんのご意見をいただきました。
嫌な気持ちになった方には本当に申し訳ないと思ってます。そして、連載を楽しみにしてくださっている方々、本当にごめんなさい。
本作は実際の出来事を元に描いていこうと考えていたので、皆様からの反響に向き合わずに創作を続けることはできないと判断しました。
お休みさせていただきながら、今後について考えたいと思います。
東村アキコ『モーニング』公式Webサイトより
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