本作は、講談社の新人賞「第37回MANGA OPEN」で東村賞と編集部賞のダブル受賞を果たし、選考委員をつとめた東村アキコさんが「私が過去に読んだ読み切りの中でもベスト10に入る傑作」と絶賛した作品として、ネット上で話題を呼んでいる。
交通事故で死んだ元カノが股間のおばけになって……
「僕の変な彼女」は、主人公・大介のもとに、交通事故で亡くなった元カノ・ゆりが、成仏しきれずに股間のおばけになって登場するという物語。 元カノとの記憶をたどるうちに、彼女がとんでもない変態だったことを思い出す大介。戸惑いを隠し切れない彼を前に、股間のおばけ(ゆり)は、ふと生前の思い出を吐露しはじめる。 彼女はなぜ成仏しきれなかったのか? 彼女が変態であった理由とは? 大介は、そんなゆりの真意を知ることになる。不覚にも泣いてしまった人が続出
今週のモーニングに載っている「僕の変な彼女」編集部賞+東村賞で大賞超えの賞金を手にした作品。死んだ彼女が股間のおばけになって出てきて…というお話なのだけど……是非みなさんお読みください
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— ねりまちゃん (@nerimarina) 2015, 5月 15
『週刊モーニング』での掲載後、本作を読んで「感動した」 「普通に深いい話じゃないか…」 「ちん○んネタで涙するとは…」といった読者の声が、Twitter上に多く寄せられていた。また、本作を絶賛していた東村さんは、「第37回MANGA OPEN」の最終選考の議事録にて、以下のコメントを残している。
なお、最終ページには「次回作構想中!」との予告が書かれており、三浦さんの次回作にも期待が隠しきれない。今回のMANGA OPENの作品の中で一番好きです! というより読み切りとしては人生でベスト10に入る作品ですね。読んでて何回も泣きました。世に言う「不思議ちゃん」と呼ばれる女の子が「なぜそういう子になったのか」というのが描かれてて、そこがすごい。私は今までそのことについて、きちんと描かれている作品を見たことがないです。「不思議ちゃん」は生まれつき「不思議ちゃん」だと思われるのが普通なんですけど、そうじゃなくて「不思議ちゃん」になるに至る経緯が感情とともに描かれていて、それがすごくよくわかる、共感できるものになっている。自分でわざと変なことをして「あ、今変なことをしている!」って思い込むところとか、すごく共感できます。きっと変なことをしている人たちって、みんなこの漫画の女の子みたいな感じだと思いますよ。絵もすごくいい。私はこの絵も大好きです。東村アキコさん
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