死んだ元カノが成仏しきれずに股間のおばけになって現れる漫画が泣ける

死んだ元カノが成仏しきれずに股間のおばけになって現れる漫画が泣ける
死んだ元カノが成仏しきれずに股間のおばけになって現れる漫画が泣ける

「僕の変な彼女」(画像はすべてスクリーンショット)

5月14日に発売された漫画雑誌『週刊モーニング』2015年24号に掲載された、三浦よし木さんの読みきり作品「僕の変な彼女」が、同誌の電子書籍版アプリ『週刊Dモーニング』にて無料公開されている。

本作は、講談社の新人賞「第37回MANGA OPEN」で東村賞と編集部賞のダブル受賞を果たし、選考委員をつとめた東村アキコさんが「私が過去に読んだ読み切りの中でもベスト10に入る傑作」と絶賛した作品として、ネット上で話題を呼んでいる。

交通事故で死んだ元カノが股間のおばけになって……

「僕の変な彼女」は、主人公・大介のもとに、交通事故で亡くなった元カノ・ゆりが、成仏しきれずに股間のおばけになって登場するという物語。 元カノとの記憶をたどるうちに、彼女がとんでもない変態だったことを思い出す大介。戸惑いを隠し切れない彼を前に、股間のおばけ(ゆり)は、ふと生前の思い出を吐露しはじめる。 彼女はなぜ成仏しきれなかったのか? 彼女が変態であった理由とは? 大介は、そんなゆりの真意を知ることになる。

不覚にも泣いてしまった人が続出

『週刊モーニング』での掲載後、本作を読んで「感動した」 「普通に深いい話じゃないか…」 「ちん○んネタで涙するとは…」といった読者の声が、Twitter上に多く寄せられていた。

また、本作を絶賛していた東村さんは、「第37回MANGA OPEN」の最終選考の議事録にて、以下のコメントを残している。

今回のMANGA OPENの作品の中で一番好きです! というより読み切りとしては人生でベスト10に入る作品ですね。読んでて何回も泣きました。世に言う「不思議ちゃん」と呼ばれる女の子が「なぜそういう子になったのか」というのが描かれてて、そこがすごい。私は今までそのことについて、きちんと描かれている作品を見たことがないです。「不思議ちゃん」は生まれつき「不思議ちゃん」だと思われるのが普通なんですけど、そうじゃなくて「不思議ちゃん」になるに至る経緯が感情とともに描かれていて、それがすごくよくわかる、共感できるものになっている。自分でわざと変なことをして「あ、今変なことをしている!」って思い込むところとか、すごく共感できます。きっと変なことをしている人たちって、みんなこの漫画の女の子みたいな感じだと思いますよ。絵もすごくいい。私はこの絵も大好きです。東村アキコさん

なお、最終ページには「次回作構想中!」との予告が書かれており、三浦さんの次回作にも期待が隠しきれない。

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