本書は、その壮大過ぎるストーリーのために出版社から書籍として刊行することができず、自費出版/流通での発売となっている。ジャケットイラストは、漫画『鈴木先生』で知られる武富健治さんが手がけている。
異能力バトル×手加減抜きのお下劣描写!?
「ダンゲロス」シリーズは、『戦闘破壊学園ダンゲロス』『飛行迷宮学園ダンゲロス』のタイトルでライトノベルとして出版され、『月刊ヤングマガジン』や『漫画アクション』でコミカライズも行われた人気作品。「魔人」と呼ばれる異能力者たちが通う私立希望崎学園(通称:ダンゲロス)を舞台に繰り広げられる能力バトルミステリーを主軸としたストーリーに加え、ぶっ飛んだキャラクター設定や、小学校低学年レベルの下劣な表現が多用されているなどして注目を集めた。
最新作『ダンゲロス1969』は、『戦闘破壊学園ダンゲロス』の戦いの発端となった出来事が描かれる第3弾作品。構想から完成まで7年を費やしたというそのストーリーの壮大さとボリュームを考慮し、自費出版/流通の電子書籍として出版される運びとなった。
なお、本シリーズは2次創作フリーの作品となっており、無償かつ無許諾でコミカライズや商品化などを行うことができる。
今回の最新作発売に寄せて、原作者である架神恭介さんとジャケットイラストを手がけた武富健治さんよりコメントが届いている。
今回の作品のみどころは男性器や女性器、うんこ、おしっこなどをふんだんに使った至って真剣な能力バトルの数々です。女子小学生のおしっこを操る過激派学生と、食糞刑事、まるだし刑事が戦う序盤のバトル描写などです。小学校低学年の頃の自分を思い出して読んでください。架神恭介コメント
ほどほどに過激テイストをまぶした程度の作品が多い中、『ダンゲロス1969』は完全に程を超えていて、僕のような読者でも十分満足出来る下劣さだ。しかもその刺激は瞬間的なものではなく、しつこく継続して臭い立ってくる…! さらに良いのは、そんな中で人間模様は至って真剣、深刻だというところ(もちろん現実同様、真性のアホも数多く登場するが、それによって深刻さが増すのもまた現実同様…)。決して食事中には読まないでください(笑)武富健治コメント
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント