パターンは、通常版、新装版、文庫版すべてから選べる完全受注生産の全ページセレクト版と、同作の担当編集者セレクト版の2種類。色は47色展開されており、価格は3,800円(税抜)となっている。
松本大洋作品の名場面をピックアップ
『青い春』通常版
これまでに、青春スポ根卓球漫画『ピンポン』や2人組のストリートギャングの苦闘を描いた『鉄コン筋クリート』、最新作『Sunny』など、松本さんの代表作における名シーンの数々がTシャツ化され、大きな反響を呼んできた。
9月1日からは、第8弾として、時代劇漫画『竹光侍』がTシャツ化。これがプロジェクトのラストを飾る作品だったが、その後、ファンからの要望を受け、急遽本プロジェクトの対象外だった短編集『青い春』がピックアップされることとなった。
新世代の青春群像劇がついにTシャツ化!
『青い春』新装版
閉塞感の漂う世の中全てに反発し、斜に構えて生きる青少年の生の姿を独特のタッチで描き出した新世代の群像劇として、原作・映画ともに根強い人気を誇っている作品だ。
担当編集者セレクト(文庫版166ページ)
担当編集者セレクト(文庫版208ページあとがき)
一方、担当編集者セレクト版では、本作を知り尽くした担当編集者による珠玉の3ページがTシャツ化され、およそ1週間で発送される。選ばれたのは、文庫版49ページ(「リボルバー」)、文庫版166ページ(「ファミリーレストランは僕らのパラダイスなのさ!」)、文庫版の208ページ(あとがき)の3ページとなる。
さらに11月からは、Webにとどまらない、「松本大洋全作品Tシャツ化プロジェクト」の新たな展開も企画されているとのことなので、引き続き続報を待とう。
(c)松本大洋/小学館
執筆者:きくちみずほ
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