10代・20代女子のスマホ事情! LINEでの駆け引き、今キテる顔文字は?

10代・20代女子のスマホ事情! LINEでの駆け引き、今キテる顔文字は?
10代・20代女子のスマホ事情! LINEでの駆け引き、今キテる顔文字は?

筆者と女友達によるLINEのやりとりのスクリーンショット(やらせ)

ソーシャルメディアマーケティングを手がけるトレンダーズ株式会社と、スマートフォンユーザーに特化したマーケティングリサーチ事業を展開する株式会社リビジェンが、10代・20代の女性を対象とした「女性スマートフォンユーザーのコミュニケーションに関する意識・実態調査」を実施しました。

今回の調査では、スマホでの人気連絡ツールから、今キテる顔文字、はたまたLINEにおける駆け引きについてまで、10代・20代女性のスマホにおけるコミュニケーションの実態に迫っています。この調査結果からわかったスマホ生活のリアルについて、編集部のやませがをお伝えしたいと思います!

ではさっそく、調査結果を見ていきましょう!

やっぱりLINE!

まずはじめに、普段スマートフォンで連絡をとる手段としてよく使用するツールについてです。
スマホでの連絡手段は?

ただのメールはもう古い!? 10代・20代の新たなコミュニケーション事情

「LINEなどのインスタントメッセンジャーアプリ」が89%と、次点の「メール」43%に対して約2倍以上の差がつく結果に。今や10代・20代にとって、LINEは必要不可欠のツールになっていることがわかります。私自身、大学生同士で連絡先を交換する際はメールアドレスや電話番号ではなく、もっぱらLINE IDの交換なので、実感としてもこの結果には納得です。

そのほかのテキスト形式での連絡手段としては、「SNS(Twitter・Facebookなど)」が35%、音声形式での連絡手段は「電話」が37%と最も多く、電話の代替として普及が進んでいる「Skypeなどの音声通話アプリ」は7%にとどまりました。

また、これらの連絡手段のうち、最も使用頻度が高いツールについても「LINEなどのインスタントメッセンジャーアプリ」が約8割と、大多数を占めています。対して「メール」を最も使用していると回答したのは約1割程度でした。10代・20代は、LINEなどの超短文テキスト形式で、手軽に素早く連絡を取れる手段を好むのかもしれません。

改行しながらある程度の長さのある文章を打つメールと違って、LINEでは一言だったりスタンプのみだったり、チャットの感覚で手軽に打つことができます。特にLINEはかわいいスタンプなども充実していて、流行に敏感な女子にウケているのではないでしょうか?

特殊顔文字って?

続いて、スマートフォンで、テキスト形式で連絡をとる際に何を使用しているかについてです。
顔文字派? スタンプ派? それとも絵文字派?

使われなくなった絵文字。主流は顔文字!

この結果には、スマホの普及によって、新しく「特殊顔文字」というカテゴリが登場したことが反映されています。この「特殊顔文字」とは、従来とは異なる文字コードをもちいて、特殊記号を組み合わせてつくられた顔文字です。この項目の1位は顔文字ですが、その発展形が「特殊顔文字」ということですね。これらの「特殊顔文字」はスマートフォン、そしてSNSの普及と同時に浸透しはじめ、今では専用のアプリやサイトなどがリリースされるほど普及しているとのこと。
ちなみに、スマホ女子の約5割が使う特殊顔文字がこちら!

10代、20代の新常識! 特殊顔文字


なんとも表情豊かな顔文字たち! 普通の顔文字では飽き足らない10代・20代女子にはもってこいの女子力高めの顔文字に仕上がっています。

女子はみんなしてる!? LINEでの駆け引き

最後に、こういった特殊顔文字やスタンプなどを使用する際に意識していることや、テクニックについて調査です!

「連絡をする相手によって顔文字・絵文字・スタンプなどを使い分けることはありますか?」と質問をしたところ、「自分の気分次第なので使い分けてない。(21歳・会社員)」といった回答の一方で、「友達や好きな人には顔文字・スタンプを使うが、嫌いな人、特に興味がない人へは文字だけにしている。(20歳・大学生)」など、相手によってあからさまに使い分けをしている回答も多数上がったということです…!

中には「かわいさをアピールしたいときには照れているような顔文字を使う。(16歳・高校生)」「男性に対しては、いざというときの効果を大きくするために、ハート系の顔文字やかわいいデザインのスタンプは普段は使用しない。(27歳・主婦)」という声も! う~ん、スマホにおける恋愛にはあざといテクニックも必要なのでしょうか。

また、回答の中には「スマートフォンならではのコミュニケーション上の弊害」についても語られていました。最も目立ったのが、もはやおなじみの〝既読機能〟についての内容です。約3人に1人が、「〝既読〟状態であることがわかる連絡手法は不便だと感じることがある」(29%)と“不便さ”を感じ、「“既読”表示がされていると、返信をしなければならないと感じてしまう」(46%)と、〝不安〟を感じた人も、約半数にも上るということです。

この既読無視の問題、解決する日は来るのでしょうか…?

以上が、10代・20代女性のスマホにおけるコミュニケーションの実態でした。いかがだったでしょうか?

スマホの普及によって、LINEといったコミュニケーションツールが多様化していったことがわかりました。また、LINEのスタンプや特殊顔文字の登場などが、新たに若い世代のテキストによる表現方法を豊かにしていることも判明。今後もスマホ市場は拡大を続けるとみられますが、それにともなって、新たに女子の常識をつくるコミュニケーションツールが誕生するかもしれません。私も楽しみです!

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