1月30日(金)に渋谷ヒカリエにて「エヴァンゲリオン20周年公式企画『ロンギヌスの槍を月に刺す』プロジェクト」が発表された。
このプロジェクトはクラウドファンディングサービス・READYFOR? で資金調達が行われ、目標額の1億円に達成すれば、そのプロジェクト名の通り、現実のものとなる。
これはTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』第弐拾弐話「せめて、人間らしく」にて、エヴァ零号機が使徒に向かって投擲した武器で、物語の重要な鍵となっている槍だ。成層圏にいた使徒に対して投擲し、使徒を貫いた後、そのまま月に突き刺さってしまったのである。
今回、新世紀エヴァンゲリオンの放送開始から20周年を記念して、また今年が作品の舞台と同じ2015年ということを記念して、この「ロンギヌスの槍」を月に突き刺し、アニメでの出来事をこの現実において再現しようというものだ。
実際に月面へ突き刺す手段として、日本初となる月面探査に挑む、民間宇宙開発チームHAKUTO(ハクト)に全面協力を仰いでプロジェクトが進められる。HAKUTOは、Googleによる国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」へ日本で唯一参戦、さらには中間賞を獲得するほどの実力を持つチームだ。
クラウドファンディングで募った1億円のほとんどは、ロンギヌスの槍およびその放出機構を月面に運ぶための費用となってしまうという。現在、重さ1gの物を月面まで輸送するために、およそ1,200ドル(約14万円、1ドル120円想定)の費用がかかるといわれており、約600~700gになるロンギヌスの槍およびその放出機構を月面に運ぶための費用としてほぼ全額使用され、もし目標金額1億円を達成しなかった場合は本プロジェクトは実行されないという。
このプロジェクトはクラウドファンディングサービス・READYFOR? で資金調達が行われ、目標額の1億円に達成すれば、そのプロジェクト名の通り、現実のものとなる。
エヴァンゲリオン20周年「ロンギヌスの槍を月に刺す」プロジェクト
HAKUTOと連携、本物の月へと輸送
今回、月面に突き刺す予定となっている「ロンギヌスの槍」とはそもそも何なのか。これはTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』第弐拾弐話「せめて、人間らしく」にて、エヴァ零号機が使徒に向かって投擲した武器で、物語の重要な鍵となっている槍だ。成層圏にいた使徒に対して投擲し、使徒を貫いた後、そのまま月に突き刺さってしまったのである。
今回、新世紀エヴァンゲリオンの放送開始から20周年を記念して、また今年が作品の舞台と同じ2015年ということを記念して、この「ロンギヌスの槍」を月に突き刺し、アニメでの出来事をこの現実において再現しようというものだ。
実際に月面へ突き刺す手段として、日本初となる月面探査に挑む、民間宇宙開発チームHAKUTO(ハクト)に全面協力を仰いでプロジェクトが進められる。HAKUTOは、Googleによる国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」へ日本で唯一参戦、さらには中間賞を獲得するほどの実力を持つチームだ。
クラウドファンディングで募った1億円のほとんどは、ロンギヌスの槍およびその放出機構を月面に運ぶための費用となってしまうという。現在、重さ1gの物を月面まで輸送するために、およそ1,200ドル(約14万円、1ドル120円想定)の費用がかかるといわれており、約600~700gになるロンギヌスの槍およびその放出機構を月面に運ぶための費用としてほぼ全額使用され、もし目標金額1億円を達成しなかった場合は本プロジェクトは実行されないという。
庵野秀明さんもプロジェクトを激奨
今回のプロジェクトについて、総監督の庵野秀明さんがコメントを寄せている。『エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』では月面に突き刺さっていたロンギヌスの槍がエヴァンゲリオン初号機に反応して地球に帰還するというシーンがある。月との物流が容易になった将来、月からの帰還も実現して欲しいものだ。空想、妄想の世界を描いたアニメ作品の表現が、現実の世界で本気の遊び、エンターテイメントとして再現される計画に、驚きと喜びと感慨と深い感謝を覚えます。成功を祈ります。 原作・総監督 庵野秀明
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