書名を隠して本を販売!? 「SEIREKI BOOKS」が販売開始

書名を隠して本を販売!? 「SEIREKI BOOKS」が販売開始
書名を隠して本を販売!? 「SEIREKI BOOKS」が販売開始

画像はブックピックオーケストラのWebサイトより

東京メトロ銀座駅構内にある、アパレルを中心に雑貨や日用品なども取り揃えているURBAN RESEARCH METRO SHOPにて、2013年10月11日(金)、10月25日(金)に、書名を一切表示せずその本の初版年のみを明らかにして販売するSEIREKI BOOKSが展開される。

SEIREKI BOOKSは、読者が「本が生まれたその『時代』に思いを馳せながら、ページをめくってもらいたい」という思いからつくられた企画。本は1冊ずつ袋に入っており、売り場では一切その書名を見ることができない。袋には本の「生まれ年」にあたる初版年が西暦で表記されており、その年の「出来事」と「西暦」が書かれたしおりが付属するようだ。

この一風変わった企画を展開するのは、2003年にブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんや川上洋平さんらによって立ち上げられた、新たな本と人との出会いを提案するユニット・ブックピックオーケストラだ。これまでにも「文庫本葉書」など、書名を隠したまま本を展開する斬新な企画を提案してきたブックピックオーケストラ。今回のSEIREKI BOOKSは、その本がつくられた時代をもとに、自分の生年やその年に起こった出来事をヒントに本を選ぶ楽しみ方ができるものになっている。

今回はURBAN RESEARCH METRO SHOPバージョンでの販売ということで、URBAN RESEARCHのギフトパッケージを袋に採用しており、贈りものにも最適とのこと。秋の夜長に、少し変わった本との出会いを探してみてはどうだろう。
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