イラストレーター・みふねたかしさんによるフリー素材サイト「いらすとや」が、4月8日「TACO」と書かれたイラストをXに投稿しました。
イラストには、アメリカのドナルド・トランプ大統領を想起させる人物がタコやタコスの被り物をしている様子が描かれてます。
SNS上で流通するネットミーム「Trump Always Chickens Out(トランプはいつも尻込みする)」を踏まえたものと見られます。
「Trump Always Chickens Out」市場とネットを横断するミーム
「TACO」は、トランプ政権の政策決定で、強硬姿勢を示した後に方針転換する動きを揶揄する言葉。
ドナルド・トランプ大統領が関税を巡る交渉を繰り広げていた2025年5月ごろから金融市場やSNS上で広まりました。
当初は関税政策をめぐる文脈で使われていましたが、2026年に入ると、外交/軍事領域にも適用されるようになっています。
「いらすとや」が投稿した「タコス屋さん」の画像/画像は「いらすとや」のXより
特に4月7日には、ドナルド・トランプ大統領がイランを念頭に「a whole civilization will die tonight(文明ひとつが今夜死ぬ)」という文章をSNSに投稿(外部リンク)。
世界各国の緊張が高まる中、直後の4月8日には、トランプ大統領がイランへの大規模攻撃を2週間停止することに同意したことが明らかに。こうした動きが「TACO」として再びSNS上で言及されました。
イラン攻撃で続くネットミームの政治利用
今回の「いらすとや」の投稿も、そうしたトランプ大統領の行動を受けてのものと見られます。いつもながら即座にポップなタッチでイラスト化する「いらすとや」の手腕が光ります。
アメリカのイラン攻撃を巡っては、ホワイトハウス公式Xが攻撃の映像を映画やゲーム、アニメなどと組み合わせたネットミーム動画を度々投稿。
対するイラン側も、LEGOをモチーフにドナルド・トランプ大統領らを揶揄する生成AI動画を投稿。ネットミームを利用したプロパガンダ合戦がSNS上で展開されています。
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