名曲で振り返る「いれいす」の歴史
2020年10月9日、いれいすはデビューと同時に1stオリジナル曲「恋の約束」を発表。この曲はデビュー曲にして、その後もライブの大切な場面で歌われ、メンバーからもファンからも愛され続ける曲になりました。なお、2025年10月8日には活動5周年を記念した「恋の約束 -2025 ver.-」も公開されています。
「恋の約束」のわずか半月後にはキャッチーなタイトルが印象的な「推しが見つかる3分ちょい!」もリリース。メンバーのプロフィールがそれぞれならではの口調で歌われる楽しい自己紹介ソングで、こちらも人気曲。
一人も欠けることなく、結成時の自己紹介ソングが5年間現役で歌われ続けているのって、実は結構すごいことかもしれません……!
2021年8月29日には、待望の1stワンマンライブを開催。実は4月に行うはずが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた本公演。1st・2ndフルアルバムをひっさげ、ついにファンとの対面を果たしました。
メンバーがソロ活動にも力を入れはじめた2022年には、アルバム『DICE』で記念すべきメジャーデビュー。以降は企業タイアップやメディア掲載も加速し、インターネット以外でも彼らを見かける機会が増えていきました。
ちょうどその頃、歌い手としての活動とは別に、いれいすにとって大事な出来事がありました。それは株式会社VOISINGの設立です。
会社という形で活動基盤を整えたことで、前述の企業タイアップを筆頭に、活躍の幅が広がっていきます。10月にリリースした「君のために生まれてきた」(HoneyWorks書き下ろし)は、後にいれいす初となる実写版MVも制作されました。
2023年には「いれいす Summer Tour 2023」を開催後、ついに武道館ワンマンライブ「Irregular Dice」の開催を告知。同公演は翌年2月12日に実施され、当日には、歌い手としての大先輩にあたるまふまふさんが書き下ろしたライブリード曲「星降るフェアリーテイル」が歌われました。
<君の光がまた歩いて行ける道しるべ>──サビで展開される6人の厚いユニゾンと、それに応えるように武道館を埋め尽くす6色のペンライトの光。結成当初からの悲願達成を祝福するこの曲は、メンバーにとってもファンにとっても、忘れられないメモリアルなステージとなりました。
「結成3年で武道館」というファンとの大きな約束を果たしたいれいすは、今後の活動方針を固めるため、一度活動休止期間に入りました。リスタートした彼らが次に掲げたのは、「3年以内の東京ドームワンマンライブ」。
その足掛かりとして全国のホール&アリーナを巡る夏ツアーを開催、さらにベルーナドームで「-Memory-」「-Future-」のテーマを冠した2DAYSライブを行いました。
これまでの軌跡に区切りをつけこれからへと向かっていく彼らは、直近もオリジナル曲「ぜったいてきしんじゃ!」を初の2.5次元MVで届けるなど、新しい体験をファンにもたらし続けています。
「いれいす」の“イレギュラー”な6つの魅力
自分の手で振ってみるまで、どんな目が出るかわからない──そんな予測不能なダイス(サイコロ)が、いれいすのグループ名やロゴマークの大切なモチーフとなっています。
今回はダイスになぞらえて、音楽活動のみにとどまらない6つの魅力をご紹介!
①ファンへの思いを多彩な表現で彩った、たくさんのオリジナル曲
いれいすは世の中のトレンドを敏感にキャッチしつつ、そこにメンバーの個性をかけ合わせ、自由で幅広い音楽を届けています。正統派バンドサウンドに王子様ソング、ピアノ主体のバラード、夏ライブにぴったりな和風ロックやお祭りソング、ラップバトル、ハロウィン、ジャズサウンド、KPOP、さらには応援歌まで。
そうして豊富なジャンル、サウンド、モチーフを取り入れながらも、実は楽曲に込めた思いは共通。特にいれいすの音楽では「夢」「約束」というワードが大切にされています。リスナーに思いが届き、繋がることで、初めて完成する楽曲たちなのです。
②バラエティ豊富な企画動画
いれいすが音楽活動同様に力を入れているのが、見どころ満載の企画動画。代表作の一つである「TikTokバズ曲メドレー」は、誰もが一度は聞いたことのある流行曲をメドレー形式でカバー。即興一発録りにチャレンジする「TikTokバズ曲20連発」での四苦八苦ぶりも必見です。
③赤/青/白黒、子供/大人──メンバー同士の関係性
続いて、公式コンテンツでもよく見られるペアや組み分けを紹介します。「赤組」はしっかり者のないこさんと奔放なりうらさんによる“兄弟感”。「青組」の-hotoke-さんとIfさんは、互いへの当たりは強めだけどなんだかんだ信頼している“相棒感”。筋トレ仲間でもある「白黒組」は、深いところでリスペクトを抱き合っている悠佑さんと初兎さんの“戦友感”が味わえます。
また「子供組」の歌コラボでは、ハイトーンの-hotoke-さん、低音&ラップの初兎さん、ミドルレンジのりうらさんによるバランスの良いハーモニーが魅力的。一方、ないこさん、Ifさん、悠佑さんによる「大人組」の真骨頂は「セクシー」や「スリリング」。各組のオリジナル曲もぜひ聴いてみてくださいね。
④毎週日曜日の生放送「ファンミーティング」
毎週日曜日には、メンバー全員が参加する定期生放送「ファンミーティング」があります。忖度ゼロのゲームバトル配信やファン参加型、大喜利から学力テストまで、さまざまな企画をお届け。時にはライブで撮影された“ヤバすぎる事故実写画像”の公開など、刺激的な放送も……!? 毎週日曜21時は、いれいすのYouTubeチャンネルに集合!
もちろんメンバーそれぞれの配信もあります。YouTubeやツイキャスなどで毎日誰かしらが配信しているので、退屈な日はありません。
⑤メンバーに会いに行けるリアルライブ
普段は2次元の姿によるバリエーション豊富なコンテンツが楽しめて、ライブでは3次元のリアルな姿で一緒に熱狂できる。2.5次元として活動しているいれいすは、そんな“良いとこ取り”の存在です。
特にライブでは、衣装・ステージ演出やダンスパフォーマンスも年々進化。いれいすの楽曲にはコール&レスポンスをふんだんに盛り込んだ楽曲も多いため、メンバーと一緒にライブをつくり上げる一体感も味わえます。メンバー同士が肩を組んだり、背中を預け合って歌ったり、ふとしたときに彼らが見せる仕草もたまりません。
9月27日・28日に開催された「いれいす Summer Tour 2025『えびばでぃ - 祭 - FESTIVAL !!』」千秋楽の様子
⑥コラボも活発ないれいす
メンバー同士のコラボや同じVOISINGに所属するグループとのコラボはもちろん、まふまふさん、そらるさん、松丸亮吾さん、ドズル社のみなさんなど、様々な人気活動者とのコラボも実現させてきました。
また、企業との大型タイアップも後を絶ちません。これまでにドン・キホーテやファミリーマート、東武動物公園、スイーツパラダイスといった多くの企業とのコラボを展開してきました。
「進研ゼミ小4・5小学講座」に登場したいれいす
さらに2024年のベネッセとのコラボでは「進研ゼミ小4・5小学講座」にいれいすが登場。また同年には、コミック誌『りぼん』でいれいすの漫画「いれいすハウスへようこそ!」が連載されました!
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