科学系VTuber・北白川かかぽさんが、内閣府主催「第7回宇宙開発利用大賞」のPRキャラクターに就任しました。
北白川かかぽさんは自身のXで「科学と人をつなぐバーチャルサイエンスコミュニケータ」としての意気込みを表明。
10月7日(火)まで続く、「第7回宇宙開発利用大賞」の応募受付から表彰式に至るまで、広報やイベントでの盛り上げ役を担うことを明らかにしています。
博士号を持つVTuber「北白川かかぽ」
北白川かかぽさんは、2020年に個人VTuberとして活動を開始。2022年10月からはSony Musicのバーチャルタレントプロジェクト「VEE」に所属しています。
現在のYouTubeのチャンネル登録者数は3.26万人。
北白川かかぽさん
博士(理学)の学位を持ち、物理学や情報学を専門とする研究者としての顔も。
YouTube配信では科学解説や専門家との対談、教育系イベントへの登壇など、学術とエンタメをつなぐ活動を展開。
文部科学省の学習資料「一家に1枚 ウイルス」解説動画への制作協力・出演や経済産業省の教材制作事業への参加、国内最大級の科学イベント・サイエンスアゴラへの出展など、過去にも公的機関と協働してきた実績を持っています。
宇宙の成果を社会へ広げる表彰制度「宇宙開発利用大賞」
「宇宙開発利用大賞」は、内閣府が主催する表彰制度。宇宙技術や衛星利用などを通じて社会課題の解決や産業振興に大きな成果をあげた企業/団体/個人を表彰するものです。
内閣府の公式Xでは、北白川かかぽさんが企画概要を説明する動画も公開されています。
「宇宙開発利用大賞」のPRキャラクターとしては、前回の第6回にもロケットアイドルVTuber・宇推くりあさんを起用。
今回の北白川かかぽさんの就任は、VTuberを通じて科学や宇宙の魅力を広く発信する取り組みの継続と言えるでしょう。
第7回となる今回は、新たに「地域特別賞」を設け、地域の特色を活かした宇宙利用の事例も対象に。
表彰を通じて、宇宙開発や利用に対する国民的な関心を高め、幅広い層に宇宙の可能性を広げることを目指すとしています。
北白川かかぽさんも、9月5日(金)21時からの配信で宇宙開発利用大賞の詳細説明や、PRキャラクター就任にあたっての裏話を明かすと予定です。

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