実写映画『ゼルダの伝説』の全世界における公開日が、2027年3月26日(金)から2027年5月7日(金)に変更された。
2025年6月9日夜、任天堂の公式Xを通して、シリーズの生みの親であり、映画の共同プロデューサーをつとめる宮本茂さんが発表した。
延期の理由は「制作上の都合」。宮本茂さんは「十分な時間をとって、良いものに仕上げたいと思います。もう少しだけ時間をください」とコメントしている。
映画『スパイダーマン』のプロデューサーと共同制作
実写映画『ゼルダの伝説』は、『スパイダーマン』『ヴェノム』などの数々のマーベル作品を手がけた制作会社・Arad Productions Inc.と任天堂による共同制作。2023年11月に制作が発表された。
プロデューサーは任天堂代表取締役フェローの宮本茂さんと、Arad Productions Inc.代表のアヴィ・アラッド(Avid Arad)さんが共同で担当する。
続報が待たれる中、2025年3月に任天堂公式アプリ「Nintendo Today!」において、2027年3月26日(金)に公開予定とサプライズ発表。事前予告のないまさかの発表で話題となったが、今回「制作上の都合」により1ヶ月強の延期となった。
一方、米エンタメ業界専門のWebメディア「Variety」は、マーベル作品『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』の上映開始日が2027年5月7日から同年12月17日に移動し、スケジュールに空きが出たためのスライドと報じている(外部リンク)。
最新機種Nintendo Switch 2でも注目集める『ゼルダの伝説』
2026年に40周年を迎える「ゼルダの伝説」シリーズは、任天堂を代表するIPのひとつ。
Nintendo Switchのローンチタイトルとして発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザワイルド』(通称・ブレワイ)は、全世界累計販売本数3000万本を突破。続編である『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(通称・ティアキン)も同じく累計販売本数2000万本を突破している。
最新ハードであるNintendo Switch 2では、『ブレワイ』『ティアキン』のSwitch 2 Editionが発売中(Switch版を所持していれば各1000円でアップグレード可能)。さらに、今冬には太古の封印戦争を描く『ゼルダ無双 封印戦記』が発売予定だ。
『ゼルダ無双 封印戦記』/画像は任天堂の公式サイトより
このように世界的にも人気が高いゲームの映像化であるため、実写映画『ゼルダの伝説』にはファンを中心に強い関心が向けられている。
映画の内容やキャストについては、現時点で詳細は明かされおらず、今回の発表もあくまでも公開日の変更のみ。映画で描かれるストーリーも含めて、続報を待ちたい。

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