VTuberの“おめシス”ことおめがシスターズが5月29日(木)、「大切なお知らせについて。」というタイトルの動画を公開しました。
“大切なお知らせ”というVTuberの卒業や引退を想起させるタイトルから、一瞬ヒヤリとさせられるこの動画。KAI-YOU編集部にも緊張が走りました。
ところが実際に動画をチェックしてみると、VTuber界隈の定番ワード「大切なお知らせ」「重大発表」がどれほどの確率で“悲しい知らせ”なのかを検証する、5年ぶりの再調査企画なのでした(良かった~!)。
1年分の投稿を人力でチェックするおめシスの大調査
おめがレイさんとおめがリオさんという双子VTuberであるおめがシスターズは、VTuberシーンが生まれてからおよそ3年後の2020年に同様の調査を実施していました。
そして今回の動画では、過去に実施した2020年の調査と同条件で、再び人力で1年分の投稿をチェック。
対象期間は2024年5月〜2025年4月で、X上で一定以上の反響(リポスト100以上)を得たVTuber関連の「大事なお知らせ」「大切なお知らせ」「重大発表」を手作業で収集。
その上で、告知の内容をポジティブ/ネガティブに分類しています。
調査の結果、「重大発表」は全件ポジティブ。つまり「新衣装公開」や「ライブ開催」「新プロジェクト発足」など、明るいお知らせということ。
一方で、「大切なお知らせ」は約2件に1件が悲しい内容(悲しい率:49.35%)という、ある種の呪文のようなワードになっている現状が明らかになりました。
「大事なお知らせ」は総数が減少、一方「大切なお知らせ」は増加
動画内では、かつての調査と比較しながら「悲しい割合って上がってるんじゃないかな」「体感80%は引退」と、2人ならではの軽妙なかけ合いで分析が進行。
さらに「大事なお知らせ」は総数が減少する一方で「大切なお知らせ」は増加し、定型句のように用いられていることもわかっています。
意外と「大切なお知らせ」でもまだ半分はポジティブな可能性があるんですね/画像はYouTubeより
おめシスの2人は、ここ5年で「大切なお知らせ」で引退、卒業、活動休止が増えたとまとめ、「集計結果を気にしながら今後も推し活を楽しんでください」と伝えています。
確かに我々も「大切なお知らせについて。」というタイトルだけでヒヤリとしてしまうわけで、言葉の持つ意味を実感。VTuberによっては活動開始から7年〜8年、それぞれの道を選択して卒業や引退が続く現状を鑑みると、時間の変化をも感じる動画となりました。

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