女子大生の7割「リアルタイムで視聴しているコンテンツはない」

女子大生の7割「リアルタイムで視聴しているコンテンツはない」
女子大生の7割「リアルタイムで視聴しているコンテンツはない」

株式会社RECCOOが、女子大学生200人を対象に行った“リアルタイム視聴”に関する調査を実施。その約7割が「リアルタイムで視聴しているコンテンツはない」と回答している。

TVアニメやドラマのリアルタイム視聴が、必ずしも重要視されていない現状が明らかになった。

【調査概要】
調査日:2024年11月14日
調査機関(調査主体):株式会社RECCOO
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年の女子大生
有効回答数(サンプル数):200人

リアルタイム視聴で人気なのはスポーツ配信とSNSのライブ配信

「必ずリアルタイムで視聴している映像コンテンツはあるか」という質問では、72%が「リアルタイム視聴している映像コンテンツはない」と回答した。

7割が「リアルタイム視聴している映像コンテンツはない」と回答

多くのTV番組やアニメが配信サービスで視聴可能、またはアーカイブされる昨今、リアルタイム視聴を重視する現役大学生は少数派のようだ(近年は配信サービス独占でTV放送がないコンテンツも珍しくない)。

一方、テレビで放送中のコンテンツについて随時裏話や小ネタを投稿する番組公式Xも増えており、各局工夫をこらして視聴者の確保に努めている。

特に日本テレビ「金曜ロードショー」公式Xは、放送中に何度も投稿して情報を発信する手法でタイムラインを賑わせている。

なお、質問に対して「リアルタイム視聴している映像コンテンツがある」と回答した大学生が見ているコンテンツは、以下TOP5まで公開されている。

「スポーツ配信」が頭一つ抜けてはいるが、Instagram、TIkTok、YouTubeといったSNSのライブ配信が主流であることがわかる。

1位:スポーツ配信 44人
2位:インスタライブ 27人
3位:バラエティ番組 26人
4位:TikTokライブ 19人
5位:YouTubeライブ 18人
(複数選択の上位回答を抜粋)

映像作品は1話ずつ追うより「完結後に一気見したい」派が優勢

「ドラマやアニメなどの映像作品を一気見したいか、1話ずつ見たいか」という質問に対しては、62%の大学生が「完結したものを一気見したい」と回答している。

映像作品は「完結したものを一気見したい」という回答が6割

完結=情報が出揃っている状態であり、コンテンツの評判も大方定まった後のことになる。

あらゆるコンテンツにタイムパフォーマンスが求められる今日この頃、評判の良くない作品をわざわざ好んで視聴する人は多くはない。評価が出揃うのを待っている大学生も、少なくないだろう。

最新話の放送/配信を待つ一種のストレス(これが期待感を高める面も大いにある)が無い一気見の快感等も理由として考えられる。

何にせよ、若い世代でリアルタイム視聴がそれほど重要視されていないのはたしかだ。

200人の女子大生を対象に調査

株式会社RECCOOは、Z世代に特化したリサーチサービス「サークルアップ」を運営中。「男女の友情は成立する?」「一番口コミが信頼できるサイトは?」など、様々なテーマで調査を行ってきた。

今回のリアルタイム視聴をテーマにした調査は、200人の女子大学生(1年生〜4年生)を対象に実施。

調査結果から、「必ずリアルタイムで視聴している映像コンテンツはあるか」、及び「ドラマやアニメなどの映像作品を一気見したいか1話ずつ見たいか」という質問への回答が公開された。

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