「ゆるキャラグランプリ」が2020年に終了してから3年──ゆるキャラをテーマにした新たなイベント「きもキャラグランプリ」が4月13日(土)・14日(日)、滋賀・蒲生郡日野町の滋賀農業公園ブルーメの丘で開催されます!
滋賀県公認の非公認キャラクター・びわ湖くんを筆頭に、誰も彼もみんなクセが強い7組が参加。
参加メンバーの中には、子どもが泣き出してしまいそうな見た目のキャラクターも。総じて不穏な雰囲気が漂っており、文字通り奇怪なイベントになりそうです。
一番気持ち悪いのは誰だ? 「きもキャラグランプリ」
「きもキャラグランプリ」は、参加7組で最も気持ち悪いキャラクターを決定するイベントです。
公式サイトによると、きもキャラとは、「少し見た目や挙動がアレなゆるキャラ」のこと。諸事情でイベントなどにはあまり呼ばれないらしいです。
参加者を何人か紹介していきましょう。一人・びわ湖くんは、「お金大好き女も大好きでも権力がもっと好き」というキャラクターです。
滋賀県への自虐的な歌詞や、都会への憧憬を包み隠さない姿勢が県民を中心に注目を集め、滋賀県からも「公式に非公認」とのお墨付きを得て活動しています。
ぷりてぃ★うんこマンは、「恥ずかしくて学校でうんこができないトイレ社会問題」を解決すべく誕生したゆるキャラ。
「ゆるキャラだけど、うんこはゆるくない」とは本人談。子どもたちと親睦を深め、勇気を与えて意識を変えていこうと活動しているようです。
ガジロウは妖怪です。兵庫県福崎町のゆるキャラで、福崎町観光協会の公式サイトに登場しているほか、現地のイベント等に出演するなどの活動を展開中です。
福崎町は、民俗学の父といわれる柳田國男さんのふるさとであり、彼の著書には様々な妖怪が登場。このガジロウもその一人です。イベント公式サイトによると「川で待ち伏せていて、遊びに来た子どもたちのお尻から、尻子玉を抜いてしまう愉快なヤツ」とのことです。
イベントではほかにも、似顔絵の多様性を広めるために誕生したしきっしー、ボルダリングの魅力を伝えるために人間界に来た妖精・ボル姉さん、日本三大がっかり名所の一つ・はりまや橋(高知県)から生まれた妖精・はりまとやばし、びわ湖くんの新しい相方・ふなずしくんがしのぎを削ります。
「見るに堪えない開会式」からスタート
「きもキャラグランプリ」は、2日間に分けて開催されます。
公開されたスケジュールを見ると、「見るに堪えない開会式」とか「場が持たない一発芸タイム」とか、期待感をいちいち下げてくる文言が潔し!
当日の会場がどんな雰囲気になるのか興味がつきません。
【DAY1/4月13日13時〜16時】
13時〜 見るに堪えない開会式
13時30分〜 きもキャラの雑な紹介
14時〜 場が持たない一発芸タイム
14時30分〜 顔が引き攣るふれあい時間
16時〜 別れが惜しまれないお見送り
【DAY2/4月14日10時〜15時】
10時〜 ウェルカムきもキャラ
11時〜 続・きもキャラの雑な紹介
13時30分〜 続・場が持たない一発芸タイム
14時30分〜 続・顔が引き攣るふれあい時間
15時〜 片手間で投票結果発表 / 表彰式「きもキャラグランプリ」のスケジュール/イベント公式サイトから
会場にはグルメブースもあり、食事も楽しめるようです(詳細は後日発表)。
なお、公式サイトの注意書きには「※お食事に適さないビジュアルのゆるキャラがいます。予めご了承ください」とあります。そんなゆるキャライベント初めて見ました。
会場に行かれる際はお気をつけて!
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