エンタメユニット・すとぷりのプロデュースなどを手がける株式会社STPRが2月29日付で、ボンド株式会社の全株式を取得し、完全子会社化したことを発表。
主にVライバー事務所の運営事業を行っているボンドの知見を取り入れ、Vライバー事業へ参入する。
エンタメユニット・すとぷり運営のSTPR
STPRは、2018年6月15日に創業。すとぷりのリーダー・ななもり。(柏原真人)さんが代表をつとめている。
現在はYouTubeやツイキャスなどの動画配信サイトを中心に活動するすとぷりをはじめ、様々な活動者のプロデュース事業を展開。
その他、自主レーベル「STPR Records」の運営・ライセンス管理、ライブやイベントの企画・チケット販売、グッズ/デジタルコンテンツの企画制作・販売も手がけている。
STPRは、2024年1月より投資事業として、M&A(合併・買収の略称)、CVC(ベンチャー企業への出資・支援活動)を本格化。同月に3bitter株式会社、コミックス株式会社の全株式を取得し完全子会社化。
さらに3月1日にも、サンリオ主催のバーチャル音楽フェス「SANRIO Virtual Festival」の空間制作・演出・アニメーション・チケット販売まで担当している株式会社Gugenkaの株式取得を発表。XR、Web3.0、メタバース関連事業への参入を表明している。
Vライバー事務所を運営するボンド
ボンドは2016年に創業。主にbondliveなどのVライバー事務所の運営事業を展開。VTuber事業にも進出するなど事業領域を拡大していた。
今回ボンドの子会社化の発表にあたり、STPRは「成長著しいバーチャル市場での事業領域を拡充」し、視聴者に「新たなエンターテイメントを提供する事が重要」であると説明。
そのために、同社がタレントのプロデュースを通じて培ってきたアセットと、ボンドが持つVライバー事業における知見を組み合わせ、競争優位性を築くことを目指すとしている。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント