1月20日、竹中雄大さんは、「このクソガキ舐めとんけ」という文言と共に、ラッパーのLil Divaさん、Mintoさんの楽曲「REMEMBER」と「ツキミソウ」を比較した動画を投稿。
「REMEMBER」のイントロでは、“茜色のこの街眺めては”からはじまる「ツキミソウ」の歌のメロディが(ピッチ変更などが行われた上で)使用されており、ラップの入りでも該当部分の歌詞およびメロディが引用されていた。
竹中雄大さんは「サンプリングの度を超えてるな。まんま元音源(を)キーチェンジしてパクってるだけやんけ」と、怒りを露わにしている。
文:万能初歩、都築陵佑サンプリングの度を超えてるな。まんま元音源キーチェンジしてパクってるだけやんけ。
— 竹中雄大 Yudai Takenaka (@yudai_vo) January 20, 2024
こいつらのTikTok見てみたら20万とかフォロワーも居て拡散もされてて、ちゃんと活動者ならもっとその辺ちゃんと考えた方がいいよって思います。
皮肉にもこれがこいつらの宣伝になってしまってるのが残念ですが。
ラッパー側は謝罪するも竹中雄大の怒りを表明
竹中雄大さんからの指摘を受け、Lil DivaさんとMintoさんは、自身のInstagram ストーリーを更新。「REMEMBER」は、YouTube上で公開されていたフリービート(バックトラック)を、その独占権を購入した上で使用し、制作したものであると経緯を説明した。
併せて、竹中雄大さんやNovelbrightのファンに対して謝罪。楽曲の配信代行を行ったTuneCore JAPANに配信停止を申し出たことも伝えている(現在は配信停止済み)。
一方、これに対し竹中雄大さんは、「まだ若いし盗作しましたって素直に認めて謝罪して配信停止したら今回限りは許そうかなって思ってたけど、なんかこざかしいこと書いてよー分からんこと言うてるからやっぱり許さないことにします」と反応。
所属レーベルのユニバーサルミュージックや所属事務所のゼストを通じ、法的手段をとる意向を伝えている。
ただし、騒動が広まったことを受けて、竹中雄大さんは自身のYouTubeチャンネルで、「あとはレーベルと事務所が対処してくれる」という前置きの上で、「言い方がキツかった部分もあってそこは反省もしてる」「本人たちもおそらく反省もしてると思う」とし、「彼らへの誹謗中傷とかは控えてほしい」と話している。20歳なんかな?まだ若いし盗作しましたって素直に認めて謝罪して配信停止したら今回限りは許そうかなって思ってたけど、なんかこざかしいこと書いてよー分からんこと言うてるからやっぱり許さないことにします。あとはレーベルや事務所に任せます。皆さんお騒がせしました。 pic.twitter.com/9yG2PmDd5G
— 竹中雄大 Yudai Takenaka (@yudai_vo) January 21, 2024
“盗作”の責任は本当にラッパー側にあるのか?
“盗作”された竹中雄大さんの怒りはもっともであるし、他人が持つ著作権を侵害している可能性がある(厳密には、裁判で争わないことには断定できない)楽曲を発表してしまったことに関しては、Lil DivaさんとMintoさんが迂闊だったとしか言えない。しかし、“盗作”の責任が本当に2人にあったのかどうかは、少なくとも現時点で明らかになっている情報だけでは、断定することはできないだろう。
竹中雄大さんは「なんかこざかしいこと書いてよー分からんこと言うてる」と無視してしまったが、2人は「REMEMBER」をフリービートを購入して制作したと説明しているからだ。
この記事どう思う?
関連リンク
1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:10190)
本当に盗作の責任が2人にあったか?
何言うてんのお前