滝沢秀明がジャニーズアイランド社長退任、Jr.育成に尽力 後任は井ノ原快彦

滝沢秀明がジャニーズアイランド社長退任、Jr.育成に尽力 後任は井ノ原快彦
滝沢秀明がジャニーズアイランド社長退任、Jr.育成に尽力 後任は井ノ原快彦

滝沢秀明、ジャニーズアイランド代表取締役を退任/写真はジャニーズ事務所(編集部撮影)

滝沢秀明さんが、ジャニーズ事務所の副社長および子会社・ジャニーズアイランドの代表取締役から退任し、退所したことが発表された。

後任には元V6井ノ原快彦さんが就任。発表では滝沢秀明さんの退任の経緯、井ノ原快彦さんの就任理由などは説明されているが、退任の理由については言及されていない。

「黄金期をつくりたい」ジャニーズJr.人気の立役者・滝沢秀明

滝沢秀明さんは、元ジャニーズ事務所所属のタレントとして、1990年代後半から2000年代前半までのいわゆる「ジャニーズJr.黄金期」の中心的存在として活躍した。

2002年に今井翼さんとユニット・タッキー&翼(通称・タキツバ)としてデビュー。2005年のNHK大河ドラマ『義経』では当時最年少で主役・源義経に抜擢された。

俳優・音楽の両面でも活躍したのち、2018年にユニットを解散。芸能活動を引退して、ジャニーズ事務所の経営陣に加わり裏方としての活動をスタートした。

引退前の最後の番組出演となった2018年12月放送の『TOKIOカケル』では、MCをつとめるTOKIOの面々を前に、自身が裏方に回って10年の間に「ジュニアの黄金期をつくりたい」と語っていた。

以降、2019年にジャニーズJr.の育成および作品・公演をプロデュースする会社としてジャニーズアイランドが設立。社長には滝沢秀明さんが就任していた。

当時Jr.内ユニットだったSnow Manのメンバー増員、関西Jr.でも立て続けに新たなユニットが誕生、さらにはバーチャルジャニーズプロジェクト・あすかな/ASCANAなど、ジャニーズでは新展開が相次ぐ。

2020年1月に同時デビューを果たしたSixTONESSnow Man、2022年10月28日にジャニーズ初の世界デビュー&配信デビューを飾ったTravis Japan含め、昨今のジャニーズJr.人気の立役者のひとりであったことは間違いない。

後任・井ノ原快彦はタレント業と兼務、得意分野を持つタレントがサポート

ジャニーズ事務所の発表によれば、滝沢秀明さんは9月末にジャニーズアイランド代表取締役とグループ会社役員を10月末に退任したいという意向を示したと説明。

2019年にジャニー喜多川さん、2021年にメリー喜多川さんが亡くなり、さらにはコロナ禍に見舞われるという状況の中でJr.育成への功績は大きく、事務所側も慰留したが「本人の固い決意を尊重し、次のステージへ進むことを取締役会にて承認」したという。

後任には、「ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしい」という先代社長・ジャニー喜多川さんの遺志に従い、井ノ原快彦さんが就任した。

井ノ原快彦さんについては、Jr.時代に、同世代のデビューを見送る側の立場を乗り越えて自身もデビューした人間力、さらに2人の子供の父親として、自分とは異なる価値観を持つ子供への理解を深めている点を評価。

今後はタレント業と社長業とを兼務し、「仲間の協力を受けながらジャニーズJr.の育成」に力を注ぐとしている。

なお、2023年1月の帝劇「JOHNNYS’ World 〜Next Stage〜」では、井ノ原快彦新社長と共に東山紀之さんと堂本光一さんが、ミュージカルにおける演出をサポートする体制を開始。今後も得意分野を持つ所属タレントが、井ノ原快彦さんと共にJr.の育成に関わっていくという。

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