価格は2640円(税込)。Kindle版は2112円(税込)。
「アイドル」を研究するための入門書
『アイドル・スタディーズ 研究のための視点、問い、方法』は、アカデミックな領域でアイドル/ファンの研究を行うことの意義と可能性を示すために編纂された書籍。帝京大学文学部講師の田島悠来さんが編集を担当。執筆者にはライターの香月孝史さんや、KAI-YOU Premiumにて「韓国ポップカルチャー彷徨」を連載している松本友也さんらが参加。
これまでアイドルがどのように語られてきたのかを整理しつつ、ジェンダーやセクシュアリティ、そしてファンといった観点から考察が行われている。
完成品が手元に届きました!!
— 田島悠来 (@yutajijima) September 21, 2022
『アイドル・スタディーズー研究のための視点、問い、方法』(明石書店)多くの方々に手に取っていただけますように。 pic.twitter.com/bUBKHYXIFe
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発売日:2022/10/6
単行本(ソフトカバー):224ページ
ISBN-10:475035323X
ISBN-13:978-4750353234
寸法:3 x 14.8 x 21 cm
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書籍情報
『アイドル・スタディーズ 研究のための視点、問い、方法』
- 出版社
- 明石書店 (2022/10/6)
- 発売日
- 2022年10月6日
- 言語
- 日本語
- 単行本(ソフトカバー)
- 224ページ
- ISBN-10
- 475035323X
- ISBN-13
- 978-4750353234
- 寸法
- 3 x 14.8 x 21 cm
【目次】
序章 アイドル・スタディーズへの招待 〔田島悠来〕
第I部 アイドル研究の展開
第1章 「アイドル」はどのように論じられてきたのか 〔田島悠来〕
コラム1 「アイドル」の見方とその研究方法 〔田島悠来〕
第2章 アイドルは労働者なのか ――「好きなこと」を「やらせてもらっている」という語りから問う 〔上岡磨奈〕
第3章 アイドルが見せる「夢」 ――アイドルの感情労働 〔石井純哉〕
コラム2 自分の環境をもとに研究活動をデザインすること 〔石井純哉〕
第II部 アイドルのジェンダー/セクシュアリティ
第4章 異性愛規範と「恋愛禁止」はいかに問い直されるか 〔香月孝史〕
コラム3 アイドルに投影されるもの 〔香月孝史〕
第5章 性を装うアイドル ――演じる/演じない手段として 〔上岡磨奈〕
第6章 アイドル楽曲の鑑賞と日常美学 ――自己啓発という観点から 〔青田麻未〕
コラム4 芸術と日常のあいだで 〔青田麻未〕
第III部 ファン研究の射程
第7章 語る方法としてのアイドル関連同人誌 〔関根禎嘉〕
第8章 アイドル文化におけるチェキ論 ――関係性を写し出すメディアとして 〔上岡磨奈〕
コラム5 新型コロナウイルスとアイドル産業 〔上岡磨奈〕
第9章 ファンの「心の管理」 ――ジャニーズJr.ファンの実践にみるファンの「感情管理/感情労働」 〔大尾侑子〕
第10章 台湾ジャニーズファンへのまなざし ――「日本時間」の文化実践とファン・アイデンティティ 〔陳 怡禎〕
第IV部 アイドル研究領域の拡大
第11章 日本文化としてのアイドル ――インドネシアの動向を事例に 〔上岡磨奈〕
コラム6 JKT48を好きになってみた 〔上岡磨奈〕
第12章 「異なる文化圏のアイドル」はいかに評価されるか ――日韓合同K-POPオーディション番組『PRODUCE 48』を事例として 〔松本友也〕
コラム7 声優とアイドル 〔中村香住〕
第13章 台湾社会運動の場における「アイドル」文化現象 〔陳 怡禎〕
コラム8 アイドル・アーカイブ試論:アイドル・オントロジー構築に向けて 〔関根禎嘉〕
あとがき 〔田島悠来〕
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