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Twitchがギャンブル配信禁止 詐欺やオンラインカジノのスポンサードを問題視

Twitchがギャンブル配信禁止 詐欺やオンラインカジノのスポンサードを問題視

UnsplashChris Liveraniが撮影した写真

大手配信プラットフォーム・Twitchがギャンブル配信を禁止する声明を発表しました。

この規約は10月18日(火)に適用予定。なお、スポーツ賭博やファンタジースポーツ(スポーツシミュレーションゲーム)、ポーカーにはこの規約は適用されないとのこと。

Twitchではギャンブル配信が英語圏を中心に多くの視聴者を集めており、また最近では配信者が絡んだ賭博事件が大きな話題となっていました。

以前からリンクや紹介コードの共有は禁止

声明の中でTwitchは、前提としてスロットやルーレット、ダイスゲームなどのギャンブルサイトへのリンクや紹介コードの共有を禁止していることを説明。しかし、ルールの抜け穴をついてコミュニティを危険にさらす人間がいると説明しています。

これを受けてTwitchは、アメリカなどで法的な許可を得ていないギャンブルサイトの配信を禁止。

配信が禁止されるギャンブルサイトとしては、仮想通貨を用いたオンラインカジノ「Stake.com」などいくつかのサイトが挙げられていますが、追加される可能性もあるとのこと。また、ポリシーについては詳細や全文が近日中に公開されるとしています。

問題となったオンラインカジノとのスポンサーシップ

前述のオンラインカジノ「Stake.com」はアメリカでは許可されていないサイトですが、配信者は賭博サイトから多額のスポンサーを受けてギャンブルの模様を配信。中にはアメリカから出国し、海外からそのカジノサイトを利用して配信するケースもあるといいます。

ストリーマーとこうした非合法なオンラインカジノとのスポンサーシップは今年の4月頃から増加し、大きな問題になっていました。

YouTube(外部リンク)やFacebook Gaming(外部リンク)など他の配信プラットフォームはギャンブルサイトを利用した配信を禁止・制限しています。一方、Twitchはこれまでギャンブルサイトへのリンクや紹介コードの共有は禁止していましたが、配信自体については禁止条項がありませんでした。

配信者が絡んだ賭博事件が大きな話題に

This Is How Gambling Ruins Lives...
こうした規制の背景には、配信者が絡んだ賭博事件と、それによる大手ストリーマーらによるギャンブルへの反対・配信ボイコット運動などがありました。

SlikerというTwitch配信者は、口座が凍結され請求書を支払う必要があるとして他の配信者や視聴者から借金。

しかしSlikerは、実際にはFPSゲーム『Counter-Strike: Global Offensive』のゲーム内スキン賭博でその資金を使い込んでしまっており、被害者たちからの告発を受けました。

ストリーマーのxQcさんは、この事件での被害額は最大30万ドルだと発言しています。 『CS:GO』のゲーム内スキン賭博は、ゲーム内アイテムのスキンとその流通市場が実装されてから発達。ユーザー間で、プロの試合などの結果に対してアイテムを用いた賭博が行われるようになってしまい、未成年への影響や八百長などを理由に『CS:GO』を開発・運営するValveは対策を講じてきました。

これを受けてPokimaneなどTwitchの大手配信者らはギャンブル禁止を求める共同声明やボイコット運動について計画していました。

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