TRPGセッションツール「ココフォリア」が進化 Audiostockとの提携などを発表

画像は動画「ココフォリア4周年発表会 - CCFOLIA RE:GENERATION」から

2018年にリリースされたTRPGオンラインセッションサポートツール・ココフォリア。その4周年を記念した配信が8月15日に行われた。

4周年記念として、ココフォリア内で使用可能な部屋素材が無料で配布開始されたほか、プレイヤー待望の機能が詰まった新UI「ccfolia white」が発表された。

また、有料プラン「ccfolia pro」の提供も発表され「ココフォリア」がTwitterでトレンド入りした。

フリー音源サービス「Audiostock」との提携やチャットを実装

新UI「ccfolia white」は、これまでのバージョン1.0からバージョン2.0へのアップデートとなり、ルームパスワードの設定やグループチャットなど、ユーザーが欲しかった機能が多く盛り込まれている。

日本最大級のフリー音源提供サービス「Audiostock」との提携も告知された。プレイヤーが安心してセッションで使用できる音源が提供され、その需要に応えていくことも発表されている。

バージョン2.0は、9月中旬にプレビュー版が公開される予定。正式リリースが12月に行えるように開発が進められている。

変遷するTRPGと共に進化するココフォリア

ゲーム実況者やバーチャルYouTuber(VTuber)、さらには俳優まで、様々な分野のクリエイターがプレイし、話題を呼んでいるTRPG。

最近では映画の公開を記念した企画でTRPG配信が行われるなど、従来のファンはもとより、さらに幅広い層にも普及しつつある。

また、人気シナリオ「カタシロ」を原作とした舞台化プロジェクトや、同じく「狂気山脈〜邪神の山嶺〜」の映画化プロジェクトが、クラウドファンディングで目標金額を大きく超える支援を集めて実現するなど、熱狂的なファンを抱えるクリエイターも増えている。

オンラインセッションツールとして愛されているココフォリア

そんなTRPGにおけるオンラインセッション支援ツールとして現在広く愛されているのが、4周年を迎えたココフォリアだ。

キャラクターのデータ管理やダイスの判定など、オンラインでTRPGを遊ぶためのほぼ全てができるWebサービスであり、多くのプレイヤーにも使用されている。

ココフォリアの開発者である鳥頭めうさんは、4周年配信で最近のTRPGシーンについて「タピオカブームのような爆発的な広まり方というよりは、じわじわ遊んでいる人が増えているのが目に見えている」「TRPGの強さって人とのつながりにあると思う」とコメント。

TRPGの発展に対し、ココフォリアはバージョン2.0でどのような進化を遂げるのか。今後が楽しみだ。

TRPGの波に乗り遅れるな

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