過熱する日本の就職活動の様子を戯画的に切り取ったアニメーションが話題になっている。
ちょうど1年前に制作された「就活狂想曲」と題されたこのアニメ作品、作者は東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の第三期生の吉田まほさんだ。2012年3月に行われた第三期生の修了制作展にて「就活狂想曲」は初めて発表され、その1年後の2013年3月にYouTubeで公開されたところ、様々な人に紹介され、ネット上でまたたく間に話題となり、すでに20万回再生をこえている。 それもそのはずで、同作はすでに、国内では第16回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品や第14回「TBS Digicon6 Awards」優秀賞に選出され、国外でも2012年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルにて学生部門の正式出品作品や「ANIMA MUNDI 2012」の学生部門に選出される等、数々の受賞や入選を果たしている。「就活狂想曲」多くの社会人が経験してきただろう〝就活〟の実態に、見ていて胸が苦しくなるほどに肉迫しながらも、あくまでコミカルに描ききっている。
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻と言えば、短編アニメーション作品『頭山』で、世界四大アニメーション映画祭のうちアヌシー・ザグレブ・広島の映画祭でグランプリを獲得し三冠を成し遂げたアニメーション作家・山村浩二さんが教授を務めている。そのため、「就活狂想曲」の最後にもプロデューサーとして山村さんの名前がクレジットされている。また、同研究科は、「やさしいマーチ」の植草航さんや「赤い糸」の奥下和彦さんといった、優れたアニメーション作家を輩出していることでも知られる。
吉田まほさんの作品は、YouTubeにて他にも2作品を見ることができる。2作品とも4分程度で、音楽と絶妙にマッチしたコミカルなアニメ作品になっている。 また、「就活狂想曲」と「Al Dente Tango」は、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第三期生の修了作品と一年次制作を収録した作品集に収録されている。同研究科の作品は毎年DVDとして販売されているので、この機会に興味がわいた方は購入してみてはいかがだろうか。
吉田まほ ブログ
http://blog.goo.ne.jp/damaho
ちょうど1年前に制作された「就活狂想曲」と題されたこのアニメ作品、作者は東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の第三期生の吉田まほさんだ。2012年3月に行われた第三期生の修了制作展にて「就活狂想曲」は初めて発表され、その1年後の2013年3月にYouTubeで公開されたところ、様々な人に紹介され、ネット上でまたたく間に話題となり、すでに20万回再生をこえている。 それもそのはずで、同作はすでに、国内では第16回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品や第14回「TBS Digicon6 Awards」優秀賞に選出され、国外でも2012年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルにて学生部門の正式出品作品や「ANIMA MUNDI 2012」の学生部門に選出される等、数々の受賞や入選を果たしている。「就活狂想曲」多くの社会人が経験してきただろう〝就活〟の実態に、見ていて胸が苦しくなるほどに肉迫しながらも、あくまでコミカルに描ききっている。
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻と言えば、短編アニメーション作品『頭山』で、世界四大アニメーション映画祭のうちアヌシー・ザグレブ・広島の映画祭でグランプリを獲得し三冠を成し遂げたアニメーション作家・山村浩二さんが教授を務めている。そのため、「就活狂想曲」の最後にもプロデューサーとして山村さんの名前がクレジットされている。また、同研究科は、「やさしいマーチ」の植草航さんや「赤い糸」の奥下和彦さんといった、優れたアニメーション作家を輩出していることでも知られる。
吉田まほさんの作品は、YouTubeにて他にも2作品を見ることができる。2作品とも4分程度で、音楽と絶妙にマッチしたコミカルなアニメ作品になっている。 また、「就活狂想曲」と「Al Dente Tango」は、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第三期生の修了作品と一年次制作を収録した作品集に収録されている。同研究科の作品は毎年DVDとして販売されているので、この機会に興味がわいた方は購入してみてはいかがだろうか。
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